全国的に保育士の確保が課題となる中、仙台市議会では9月14日、急な欠員にも対応できる市独自の人材確保策を求める声が上がりました。
14日の仙台市議会で、千葉ようすけ市議は急な欠員が出た際などに、保育士を速やかに紹介できる市独自の仕組みを作るよう求めました。
仙台市 千葉ようすけ市議
「保育士の欠員が埋まらなければ、働く職員の負担が増し、保育の質や受け入れ体制にも影響します」
仙台市が昨年度行った調査によりますと、市内の認可保育施設のうち、およそ2割が必要な保育士を十分に確保できていないということです。
また、今年度の調査では現時点で回答のあった273施設のうち、保育士確保のために人材紹介会社を利用したことがある施設は184施設と、およそ7割に上っています。
仙台市は調査結果を分析したうえで、宮城県の人材バンクの活用に加え、市独自の人材確保策についても検討を深める考えを示しました。
こうした中、保育の仕事の魅力を伝えることで、将来の担い手確保につなげようという取り組みも行われています。
若林区の、ろりぽっぷ学園が企画したのは保育を学ぶ学生や、現役の保育士が実際の保育現場を巡るツアーです。
この日は12人が参加し、市内4カ所の施設を回りました。
若林区の施設では園での子供たちの生活や、保育士の関わり方などについて参加者が質問する姿が見られました。
保育を学ぶ学生
「保育者の方が一方的に何か言ったり指示するのではなく、子供のちょっとした一言を拾い上げて、そこから活動につなげるのが魅力的だなと」
ろりぽっぷ学園 加茂光孝学園長
「保育士のやりがいだったり、子供とともに育って生活するという幸せな仕事だというのを、みんなで共有できるとすごくいいかなと思っています」
