長崎市では10月から、プラスチックごみの一括回収の対象が市内全域に広がります。
これを前に14日、長崎市議会が、回収したごみを処理するリサイクル工場を視察しました。
長崎市神ノ島町にある「N LOOP 神ノ島リサイクル工場」を視察したのは、長崎市議会環境経済委員会のメンバーです。
長崎市では2026年4月から、市内の約6割の地域でプラスチックごみの一括回収を始めました。
これまで「プラスチックごみ」として黄色い袋で出せたのは、食品トレーや菓子の袋などの「プラスチック製容器包装」でした。
一括回収が始まってからは、これまで「燃やせるごみ」だった歯ブラシやバケツ、ハンガーなどのプラスチック製品も、「プラスチックごみ」として出せるようになりました。
神ノ島リサイクル工場は2026年4月から回収されたごみを処理するために稼働していていて、搬入量は月平均で約250トンにのぼります。
回収されたごみは作業員が目視で確認し、異物や危険物を取り除いたあと、機械を使って材質ごとに選別します。
これまでの作業で、課題も見えてきました。
N LOOP 海野泰兵代表取締役
「まず一つ目が、二重袋。コンビニの袋とかにごみを入れたまま(プラごみとして)出したりしている。二重袋は、すごく(中を確認する)手間が増えるのでやめてほしい。
最近多いのが、電子たばこ。電子たばこは、機械のラインの火事の原因になる可能性があるので、やめてほしい」
充電式電池が使われるハンディーファンやモバイルバッテリーも、同じく注意が必要です。(市役所などで回収)
また、釣り糸が機械にからまり、作業がおよそ2時間停止するトラブルも発生したということです。
長さ50センチ以上の釣り糸やビニールひもは、短く切るか、燃やせるごみに出すよう呼びかけています。
長崎市では10月1日から、市内全域で一括回収が始まります。
市は、これまで燃やしていたプラスチックごみをリサイクルに回すことで、二酸化炭素の排出削減などにつなげたい考えです。
限りある資源を有効に活用するためにルールを守り、正しく分別してほしいと協力を求めています。
