2025年12月、岩手県花巻市の住宅で、義父を殴り死亡させた罪に問われている74歳の男の裁判員裁判が、9月11日に結審し、検察側は拘禁刑10年を求刑しました。
傷害致死の罪に問われているのは、花巻市高田の無職・伊藤和雄被告(74)です。
起訴状によりますと、伊藤被告は2025年12月、義理の父である佐藤直さん(当時88)の自宅で、佐藤さんの顔などをこぶしやテレビのリモコンなどで殴り死亡させた罪に問われています。
盛岡地裁で開かれた11日の裁判で検察側は「高齢で寝たきりの佐藤さんにリモコンやテレビといった複数の凶器を使って30分と長時間暴行したことは悪質性が高い」と指摘しました。
この上で「佐藤さんに対する不満は伊藤被告の一方的な思い込みによるもので身勝手な動機」であるとし、拘禁刑10年を求刑しました。
一方、弁護側は「伊藤被告の犯行は佐藤さんの言動に腹を立て行った突発的なもので悪質性は低い」などとし、拘禁刑4年が相当だと主張しました。
判決は9月15日に言い渡されます。
