宮崎県日南市で、外国人がけがや病気をした際の対応を学ぶ消防隊員の研修会が開かれました。
研修会には、日南市消防本部の隊員約40人が参加し、日南市国際交流員で4カ国語を話せるホセ・ゴンザレスさんが講師を務めました。
想定は「中国人が息苦しいと訴えている」というもので、日本語が分からない中国人と救急隊員の間に入り、オペレーターが通訳する「電話通訳センター」を用いて対応しました。
(オカファーエニス豪アナウンサー)
「今、多言語センターから中国人の傷病者に対して中国語で指示が伝えられています。アレルギーは無いということが伝えられました。とてもスムーズな流れです」
研修会では、AIの通訳アプリの効果的な使い方や短い英語のフレーズを学びました。外国人への対応は時間がかかるケースが多いということです。
(日南市消防本部 田村将一消防司令補)
「印象的だったのはクルーズ船の中に救急車を呼ばれた。あまり理解できないまま救急車に乗せてまた患者に一から話を聞いたということはあった。そういったことを少しでも減らせるように」
日南市消防本部によると、地域で働く外国人の数も増えていて、今年度含めた5年間で管内での外国人に関する119番通報件数は53件。インドネシアに次いでベトナムが多いということです。
