福岡県内では7月以降、雨の少ない状況が続きダムの貯水率も低下しています。
県内では公共施設への影響も懸念されています。
ダムの水位が下がり茶色い岩肌や地面がむき出しの状態となっている朝倉市の寺内ダム。
7月上旬以降、県内では極端に雨の少ない状況が続き、筑後川流域の8月の降水量は過去50年で最も少なくなりました。
福岡都市圏の生活用水として使用される筑後川水系の主な6つのダムの貯水率は8日時点で33.9%にとどまり、水不足の懸念から福岡地区水道企業団は9月4日から再び筑後川からの取水量を30%カットする取水制限を行っています。
そうした中、福岡県須恵町の施設では…。
◆松尾アナウンサー
「こちらでは半年ほどの休業期間を経て、8月にようやく営業再開にこぎつけましたがまた水不足の影響で再びの営業休止が心配されているんです」
須恵町が運営する「ほたるの湯」は2月、渇水対策を理由に一時営業を休止。
その後、ダムの貯水率が回復してきたため8月に営業再開にこぎつけましたが…。
◆須恵町福祉課 稲永圭祐さん
「今後、渇水対策本部を設置して水を確保するという形になれば、ほたるの湯も、また休業せざるを得ない状況になっている」
再び県内を襲っている水不足で、須恵町は9月4日に「節水推進本部」を設置。
さらに8日には段階を1つ上げた減圧給水も始まり、再び営業休止する可能性も出てきています。
◆利用客
「ちょっと心配」
◆利用客
「やっぱりないと困る」
◆利用客
「ほとんど毎日(利用している)。水不足が解消して(営業が)途絶えないようにしてもらいたい」
◆須恵町福祉課 稲永圭祐さん
「楽しみにしている方のことを考えるとずっと開けていたい気持ちはありますが、町民の皆様全体の生活用水を守ることが町としては最優先事項だと考えている」
ほたるの湯では緊急措置として湯の入れ替えを今後、数日おきに変更することも検討しながら営業を続ける道を模索するということです。
