地震で被災した日本製紙八代工場で、9月3日に発生した煙突の火災について、警察と消防が7日、実況見分を行いました。ドローンを飛ばして、現場の状況を確認し、関係者から話を聴くなどしました。
【久保田 優果 記者】
「警察と消防が集まっています。これから火災の原因を調べるため、実況見分が行われます」
日本製紙八代工場では9月3日、地震で損壊し、解体途中の煙突やその土台を焼く火災が発生しました。
日本製紙によりますと、当時は作業員10人が地上から66メートルの地点で、煙突を囲む鉄枠に、酸素と可燃性のガスを吹きかけ、温度を上げて切断する『ガス溶断』という作業を行っていたということです。
警察と消防は7日、約20人態勢で実況見分を行い、ドローンを飛ばして現場の状況を確認したり、関係者から話を聴いたりしました。
警察によりますと、鉄枠をガス溶断する際に生じた火花などが煙突の中の残留物に引火した可能性があるということです。
そして、7日の調査で、地震で損壊していた複数の建屋にも飛び火して焼けていたことが分かりました。
【八代消防署 上村 総司 署長】
「作業員に鉄骨をどう溶断していたか復元してもらい、警察と確認した。煙突の真下の焼けている物の掘り返しをした。煙突は全部焼損していて何が何か分からない。原因を突き止めるには1、2カ月かかると思う」
