2025年、後志の倶知安町で無許可開発が発覚し、計画が中止になった問題で、同じ場所であらためて開発を計画している別の事業者が9月3日、住民を対象に説明会を開きました。
2025年6月、羊蹄山のふもとにある倶知安町巽地区で、遅くとも2023年から無許可で森林が伐採され、大規模な住宅2棟の建築が進んでいることが発覚しました。
開発を進めていた札幌の事業者に対して、道は森林法などに違反しているとして工事停止を勧告。是正に向けた協議が続いていました。
しかし2025年10月、この事業者は計画を断念。札幌で警備業を営む男性が土地と建物を引き継ぐことになりました。
建築途中の1棟を自分の別荘として完成させ、残りの1棟は撤去するなど、新たな計画が固まり、9月3日、住民説明会が開かれました。
「現時点で、もうすでに流出した土砂により、森林が非常に被害を受けている。そういったところに関しては、誰が責任を持つんでしょうか」(反対住民)
説明会では、周辺の環境に対する懸念のほか、前の事業者との関係をただす意見があり、住民からは新たな計画の中止を求める厳しい声が相次ぎました。
「ぜひその土地を受け継いで、しっかりとした形でやらせていただきたい」(新しい事業者 兼村優豪さん)
事業者側は「今後も住民への説明を続け、許可の手続きに入りたい」としています。
