熊本市はことし5月、トイレ、キッチン、ベッドが揃った避難所を災害発生から48時間以内に立ち上げる『TKB48避難所訓練』を行いました。4日の熊本市議会では今回の熊本地震でこの訓練が生かせたのか、議論が交わされました。
2016年の熊本地震から10年を迎えたことし5月、熊本市は当時、課題となった災害関連死を防ごうと『TKB48避難所訓練』を企画。清潔なトイレ、温かい食事が提供できるキッチン、安心して眠れるベッド、〈TKB〉が揃った避難所を地震発生から48時間以内に立ち上げる訓練を行いました。
4日の熊本市議会、今回の地震での避難所の開設に当たり、この訓練が生かせたのか、松本 幸隆 議員が質しました。
【大西 熊本市長】
「発災直後から、全ての避難所において、十分な環境を整えることの難しさを改めて認識した」
大西 市長はこう述べたうえで、今回の対応を検証し、避難環境の改善に向け、〈備蓄、協定、受援、輸送、設営、訓練〉を一体的に見直し、実際の災害でも〈TKB〉が確実に機能する仕組みを定着させるとしました。
また、熊本市は現在、保有していないトイレカーを今年度中に5台、購入する予定であることを明らかにしました。
