須崎市から突然の離脱表明があった消防の広域化。高知県の浜田知事は9月4日の会見で「付き合い方を考えないといけない」と発言しました。
県内自治体のトップが集まって開かれた9月3日の会議。想定外の出来事は突然訪れました。
須崎市・楠瀬耕作 市長:
「今までの流れを勘案した結果、議会にも報告したが、この流れの中でのこの会からの離脱をさせていただきたい。それをこの会で発言させていただきます。以上、よろしくお願いします」
浜田知事は、事前に相談がなかったとして不快感を示していました。一夜明け、記者会見に臨んだ浜田知事は。
Q(会議で)お話された後、きょうの会見までに須崎市長と何かお話されましたか
浜田知事:
「きょう若干お話をさせていただきました」
Qちなみにどういったお話を?お話いただける範囲で結構ですが
浜田知事:
「きょう改めてお互い一晩寝て、頭がクールになったところで真意はどうなんですかと」
しかし、浜田知事の腹の虫は治まっていませんでした。
浜田知事:
「消防の広域化が今必要ではないかということで押しかけ仲人的に後押しをしてきたが、それに例えて言えばいろいろと関係者の間も調整し、親類縁者も集めてお見合いの席をセットしたところで現れた当人がちゃぶ台返しをされた。須崎市さんとのお付き合いの仕方もいろいろ考えていかないといけないな」
浜田知事はこう批判した上でさらに続けます。
浜田知事:
「私としてはできるだけ誠心誠意、市長、村長の皆さんの意見をお聞きして、どこまで添えるかというのを120パーセント考えようという姿勢できましたが、80点が合格点なら80点でいいよねという。それは覚悟しておいてくださいということを申し上げた」
浜田知事はスケジュールの見直しも示唆しましたが「県一消防」実現の視界は見えづらくなっています。
矛先が向けられた須崎市の楠瀬市長は知事との話についてー
須崎市・楠瀬耕作 市長:
「自爆テロにあいましたと言うことで見直しをすると見直しをする余地があるとお話があった」
しかし、楠瀬市長はー
須崎市・楠瀬耕作市長:
「根本的なところの考え方の違いがございますので。個人的にも県一消防の目的、メリットが非常に不確かなものであると感じていた。例えば人員採用、早晩、県一にしても人材確保が難しい段階が必ずやってくる」
楠瀬市長は須崎市単独で消防を構成していくことも考えられると話しました。
