栃木県の各地では、午後3時ごろから激しい雨が降り始めました。
小山市の交差点では降った雨が強風にあおられ、地面から吹き上げられていました。
午後4時を過ぎると、千葉県でも地面をたたきつける激しい雨が降りました。
佐倉市では、道路を雨水が勢いよく流れています。
沖縄に接近中の台風24号が刺激した秋雨前線の影響により、全国で天気が急変。
東北や北陸で警報級の大雨が相次ぎました。
午前10時ごろの仙台市では、バケツをひっくり返したような雨が降っていました。
交差点が冠水し、まるで湖のように。
水しぶきを上げて走る車のタイヤは、半分ほど隠れていました。
マンホールからは水があふれ、排水機能はパンク状態です。
福島・会津若松市でも午前9時ごろ、雷鳴が響き、雨がどんどん強くなっていきました。
旅行客はこの雨に「さっき急に降り始めて雷が鳴って、バスがびしょびしょになってビックリしました」と驚いていました。
秋田ではアンダーパスが冠水し、動けなくなる車が相次ぎました。
正午前の福井市でも、恐怖を感じるほどの激しい雨。
強い風も吹いていて、降った雨が地面から吹き上げられている様子が分かります。
大雨によって甚大な被害が出ているのは2日、線状降水帯が発生した青森県です。
2日連続で強い雨が降りました。
濁流は住宅の敷地内にも浸水。
土のうを積んで、玄関への浸水を食い止めています。
五所川原市では1日から3日までの雨量が、9月の観測史上最大となる187.5mmに達しました。
市内を流れる飯詰川が氾濫。
住民が撮影した映像では、濁流が住宅地に向かって勢いよく流れている様子が確認できます。
その様子を見る近隣住民は、なすすべがありません。
近隣住民:
ここは全部畑。畑は全滅。土手を越えたのは初めての経験。近所の人も「ひどい、どうなるかな」と。
五所川原市では午後5時50分現在も、長富鎧石地区などに警戒レベル5の緊急安全確保が発令されています。
青森県では午後2時までの48時間で雨の量が急増。
鯵ヶ沢では272mmを観測しました。
これは、9月の平年降水量の約1.8カ月分に当たります。
記録的な大雨のあと、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。
矢澤剛気象予報士:
土の中の水分がかなり多くなり、土砂災害が発生しやすくなっている。土の中は水分が抜けていくのに時間がかかるので、危険な崖には近づかず、安全な場所で過ごすことが大切。
この大雨が、列島に接近する台風24号の影響で一段と強まる恐れが出ています。
台風の進路を見ると、4日以降に迷走。
沖縄付近に長く停滞することで、より強い雨が広い範囲で、しかも長期間降ることに。
気象庁は、週明けまでの間にほぼ全ての都道府県で警報級の大雨が降ると予想しています。
こうした天候の中、東京駅近くの日比谷公園では、台湾グルメが楽しめるイベント「屋台湾フェス2026」が3日からスタート。
担当者は、台風の接近に警戒感を強めていました。
屋台湾フェス広報・白沢翔さん:
晴れている中で台湾の夜市の雰囲気を楽しんでいただきたいので、できれば雨は降らないでほしい。
雨でも楽しめるように会場内では大きなテントが設置され、すでに対策も万全。
イベントは6日まで行われる予定です。
さらに、番組が取材したのは強風域に入った鹿児島・奄美大島。
正午過ぎ、青空が広がっていましたが、海に白波が立ち荒れ模様です。
台風の接近を知らせる強い風。
東京から来た観光客からは「奄美は3泊できょうは最後。飛行機が飛ぶか心配でかなりやばいと思ってます」と心配の声が聞かれました。
台風の接近により大雨が降る範囲は広がる見込みで、4日朝までの予想雨量は九州南部で200mm、四国では6日朝までの3日間で700mmの激しい雨が降る予想となっています。
冠水や低い土地の浸水、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
