このあとも台風24号と秋雨前線に注意が必要です。
列島各地で警報級の大雨になっていて、川の氾濫や道路の冠水など被害が相次いでいます。
3日は関東でも、天気が急変。
午後1時過ぎの群馬・前橋市では、アスファルトを激しくたたく雨のしぶきで視界が白くかすむほどになりました。
前橋市ではいったん雨がやみましたが、午後2時ごろ、再び雨が強まりだすなど雨が降ったりやんだりと、不安定な空模様となっています。
長引く秋雨前線の影響で記録的な大雨となっているのが東北地方です。
建物の屋根から滝のように流れ出す雨水は、午前10時前の福島・南会津町で撮影されました。
流れ出した雨水で建物の周辺は冠水。
激しい雨がアスファルトをたたいていました。
その2時間前の午前8時前、パラパラと降っていた雨。
行き交う人は傘を手に雨をしのいでいました。
その約1時間後には激しい雨に見舞われ、道路には水がたまり始めます。
視界が悪くなるほどの雨に、車はヘッドライトをつけて走行する様子も見られました。
わずか1時間の激しい雨によって、周辺の景色が一変しました。
北塩原村では、冠水した道路をトラックが走行すると水しぶきが激しく上がる様子が。
相馬市では横殴りの激しい雨が建物の屋根に吹き付け、流れ落ちていました。
また、喜多方市ではアスファルトの上を激しい雨が走るように降る様子も。
3日の列島は本州付近に停滞する秋雨前線、そして沖縄に接近する台風24号の2つに挟まれ、大気の状態が非常に不安定となり、各地で局地的な大雨をもたらしています。
宮城・仙台市でも午前中から天気が急変。
激しい雨が降り出し、みるみると道路に水がたまり冠水しました。
隣を走る車は、水しぶきと波を巻き上げる様子も。
広い範囲で冠水した現場では排水が追い付かず、マンホールなどから雨水がわき出していました。
通行人は「こんなになっているんだと思って。友達の家から帰ってたんですけど、海みたいになっていてすごいなって。ほぼ毎日歩いてるんですけど、こんなになってるのは初めて見ました」と話しました。
午前7時過ぎの新潟・三条市では、車のフロントガラスを打ち付ける雨で視界が悪くなるほどの激しさとなり、車はヘッドライトをつけ、水しぶきを上げて走行する様子が見られました。
一方、記録的な大雨が続く青森県。
午後になっても激しい雨が降り、屋根から雨水が滝のように流れ出していました。
住宅街にたたきつける大粒の雨。
2日夜、1時間に約90mmの猛烈な雨が降っているとして、気象庁は青森・鰺ヶ沢町付近に記録的短時間大雨に関する情報を発表しました。
そして夜が明けた青森市内は、住宅街の道路が冠水。
住宅の敷地内にも雨水が流れ込んでいました。
青森市と五所川原市の一部では、レベル5緊急安全確保を発令。
また、気象庁は青森市、弘前市、鰺ヶ沢町などに「レベル4土砂災害危険警報」を出しています。
青森市内で取材班が遭遇したのは、泥にはまって出られなくなった車です。
何度もタイヤを動かしたのか、白い車体の一部が泥まみれになっていました。
スコップで泥をかき出し、人力で車を押し出そうとしますがびくとも動きません。
ロープを使い牽引を試みますが、ロープが切れてしまいました。
再びロープをつけ直し、2度目の挑戦で、ぬかるみにはまった車がやっと道路に出ました。
さらに、五所川原市では広い範囲で浸水した場所があり、冠水した畑からはかろうじてネギの青い部分が見えていました。
畑の脇にある小屋も浸水被害に遭いました。
浸水被害にあった男性:
この下3つ、ジャガイモなんですけど、収穫してこれに入れてここに置いといたの。これが全部水浸しになって、これはもう全部ダメです。廃棄処分です。
濁流と化した飯詰川の一部が氾濫したとみられ、街の至る所で浸水の被害が起きていました。
午前4時半過ぎの秋田市。
夜明け前の空に現れたのは稲光です。
その直後、激しい雨が降り出しました。
別のカメラにも、雷が何度も鳴り響き、アスファルトには波打つように雨が打ち付けている様子が映っていました。
明るくなると、激しい雨による被害も見えてきました。
市内のアンダーパスは水が引かず通行止めになっていました。
一方、迷走する台風24号は沖縄、鹿児島に接近中です。
3日午前11時ごろ、鹿児島・奄美大島の上空でカメラが捉えたのは、荒れるコバルトブルーの海です。
白波が海岸線に押し寄せていました。
8月に撮影した時と比べると、台風の接近で海の様子が一変していることが見てとれます。
東京から観光に来た人は「奄美は3泊できょうが最後です。風も強いし波も高いし、飛行機も飛ぶか心配で、かなりやばいなと思っています」と話していました。
台風24号は自転車より遅い速度で進んでいて、沖縄付近にしばらく停滞する予想となっています。
秋雨前線を刺激するため、週明けまで全国的に警報級の大雨に警戒が必要です。
迷走する台風24号が接近する沖縄・石垣島。
すでに、激しい雨による道路の冠水が起きていました。
最新の雨の予想では、このあと九州や四国、中国地方で雨が強まります。
4日にかけ、太平洋側を中心に5日の土曜日まで雨が続く見込みで、6日の日曜日には関東でも雨が強まりそうです。
台風24号による影響が長期化しそうです。
局地的な大雨による道路の冠水、突風、落雷など最新の情報に注意が必要です。
