三重県伊勢市の商店街火災で、発生後初めて、店を営んでいた男性が現場検証に立ち会い、悲痛な思いを語りました。
婦人服店を営む中森さん:
「火が出てバタバタ動いて、下がって見ているうちに大きな炎、それで一瞬で終わり。(現場に)早く行きたいと思っています」
そう語るのは、親子2代で80年近くにわたり、伊勢市の明倫商店街で婦人服店を営んでいた中森好弘さん(79)。
先月31日、明倫商店街で起きた火事では、店舗や隣接するホールなど59棟が焼け、出火から約44時間後に鎮火しました。
警察や消防によりますと、焼け跡の状況から、近鉄・宇治山田駅に近い商店街東側のアーケード出入口付近の建物が火元である可能性が高く、そこから全体へ燃え広がったとみられるということです。
3日朝、火災現場に現れた中森さん。 火元は、中森さんが営んでいた店の近くの建物とみられています。
婦人服店を営む中森さん:
「なんの面影もないです。一生涯過ごした場所がこういう形ですから、残念です。力が抜けた」
警察と消防が、出火原因の特定を進めています。
