陸上自衛隊仙台駐屯地は、所属する40代の隊員が業務中、複数の隊員に対して殴るなどの暴行を加えたほか、休日にガソリンスタンドから現金を盗んだなどとして、停職20日の懲戒処分としました。
停職20日の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊仙台駐屯地に所属する第2陸曹教育隊の3等陸曹(40代)です。
3等陸曹は2019年10月31日から11月14日までの間、駐屯地で業務中に複数人の隊員に対して胸ぐらをつかんだり、殴打したりする暴行を加えたほか、2022年2月には後輩隊員に対して威圧的な言動をしたということです。
いずれも被害にあった隊員や目撃した隊員が部隊に報告したことで発覚しました。
3等陸曹は仙台駐屯地の聞き取りに対し、暴行については「被害者の態度に立腹した」、威圧的な言動については「後輩隊員が行った車両工具の点検に不備があり立腹した」と話しているということです。
3等陸曹はこのほかにも2023年8月、休日に訪れた多賀城市内のガソリンスタンドで現金3000円を盗んでいて、警察から部隊に連絡があり事件が発覚しました。
3等陸曹は「給油機に取り忘れた釣銭があり、店員に渡そうと思ったがおらず、後日渡そうと思ったが失念した」と話しているということです。
第2陸曹教育隊の窪田裕亮隊長は「今後同様の事案が起こることのないよう隊員に対する指導及び教育を徹底し再発防止に努めて参ります」などとコメントしています。
また大和駐屯地では第6偵察隊の1等陸尉(30代)が2023年3月ごろからのおよそ1年間、駐屯地で同僚隊員2名に対して卑猥な言動を繰り返し不快にさせたとして、1カ月減給30分の1の懲戒処分を受けています。
