静岡県牧之原市と吉田町を襲った国内最大級の竜巻からまもなく1年。9月2日、牧之原市が復興の状況を公表し「6割程度にとどまる」との認識を示しました。
2025年、台風15号に伴って発生した竜巻。気象庁がまとめた報告書によると、風速は国内最大級の約75mでした。
発生したのは大きな渦の中に小さな渦が複数できる「多重渦竜巻」とみられ、渦が重なることで強い風となりました。
被害は牧之原市と吉田町で死者1人、重軽傷者89人、全壊76棟を含む1700棟以上が損傷しました。
被災からまもなく1年―。
牧之原市・杉本基久雄 市長:
現在の復興状況は見守り支援と生活再建支援策の申請状況などを踏まえ、6割を超えた程度であると認識をしています
市は地域防災計画に竜巻災害を新たに加え、職員の災害対応マニュアルも見直しました。
一方、未だ仮設住宅などで避難生活を続けている被災者は70世帯。退去期限はあと1年です。
市が被災した建物を解体する「公費解体」を申請した27件のうち、完了したのは17件。1年経っても10件が解体を待っています。
牧之原市・杉本基久雄 市長:
家の中に家電製品、例えばテレビやエアコンなどそういうものを(被災者自身で)全部出さないと公費解体に入れない。そこがすごくやっかい。そこで遅れる
市は、住宅再建のメドがたった被災者への支援金の受け渡し状況などから復興状況を6割程度としました。
牧之原市・杉本基久雄 市長:
少なからずとも1年の間に8~9割進んでほしいと思っていました。ブルーシートがとれるところが最終的に目指すところ
