猛暑と少雨から一転して大雨となりました。
北陸では特別警報も発表された秋雨前線による大雨。
その前線の影響で山陰地方も断続的に雨が降っています。
水不足に悩まされている農家などにとって、恵みの雨となったのでしょうか?
8月28日午前10時ごろの出雲市。
激しく降った雨が車のフロントガラスを叩きつけました。
山陰地方は秋雨前線の影響で局地的に激しい雨が降り、1時間降水量では出雲空港で30ミリ、出雲と米子で24ミリなどを記録しました。
出雲市には一時、レベル3大雨警報が発表され冠水や浸水などの被害に警戒が呼びかけられましたが、現在は解除されています。
JRでは大雨の影響で特急列車が部分運休したり、遅れが出ました。
この雨に出雲市の農家は…。
神田農産・神田真里社長:
今のところ、うれしい雨です。
ネギやアスパラガス、大根などを栽培している神田さん。
安堵の表情を見せます。
畑のネギも生き生きとしているようにみえます。
この1週間前、農園を訪ねた時は猛暑と雨不足で上手く育たず、中には葉が枯れたものも…。
神田農産・神田真里社長:
掘ってみてもずっと水がないので、まとまった雨がほしいところですね。
そして、27日夜から待ちに待った「恵みの雨」。
カラカラだった畑の土が…。
神田農産・神田真里社長:
(土の状態も)今の状態は大変いい感じになっていると思います。
2025年も高温と雨不足の影響で、目標の1割しか収穫できなかったということで、今後の天候不順の解消に期待しています。
一方、これまでの猛暑で先が曲がるなど生育に影響が出ていたアスパラガスは。
神田農産・神田真里社長:
こんな感じでハウスの中に水が大量に入ってきて、これが続くと根腐れを起こすので心配です。
28日は、いったん暑さが一段落したものの、アスパラガスにとっては今回の雨は逆に厄介な存在に。
神田農産・神田真里社長:
高温でアスパラが痛めつけられていたところに、こうやってまた水の被害を受けると二重に苦しい思いをするので、降りすぎると心配です。
久しぶりのまとまった雨に安堵したのも束の間、極端な天候に悩まされる日々は続きそうです。
秋雨前線の影響は、29日にかけて続く見込みです。
隠岐で1時間に40ミリの激しい雨が予想されるなど、依然として警報級の大雨になる恐れがあります。
落雷、竜巻などの激しい突風、土砂災害に注意が必要です。
