生活道路で法定速度が30キロに
9月1日から改正道路交通法が施行され、生活道路の法定速度が時速60キロから30キロへ引き下げられる。
対象となるのは、中央線や最高速度の標識がなく、比較的幅の狭い道路。
【対象】中央線なし・幅の狭い生活道路
【新ルール】法定速度は 30キロ
【目的】交通事故の防止と被害の軽減
通学路で広がる期待
施行を前に8月26日朝、福島県いわき市常磐湯本町では警察がドライバーに注意を呼びかけた。
湯本第二小学校では、児童の多くが徒歩で登下校している。狭い通学路が多いことから、歩行者優先の環境づくりを歓迎している。
同校の鈴木道裕校長は、周囲をよく見て自分の命を守る意識を持つよう日頃から児童に指導しているとし、速度引き下げによる安全確保に期待を寄せる。
事故リスクは狭い道路で高く
警察庁によると、幅5.5メートル未満の道路で起きた事故では、歩行者や自転車の死傷割合が広い道路の約2倍。
また、車が歩行者と衝突した際、歩行者が死亡する確率は時速30キロを超えると急激に上昇することが分かっている。
警察「標識の有無を意識して」
いわき中央警察署の塩田徹所長は次の点を呼びかける。
●法定速度を超えれば違反
●標識がない生活道路は30キロに
●子どもや高齢者を見かけたら、さらに減速を
「意識しないと、どこが30キロ道路なのか分からない可能性がある」と塩田所長は話した。
一般道路は従来どおり60キロ
中央線がある道路や、道路構造で往復の車線が分離されている一般道路は、法定速度60キロのまま。また、最高速度が標識で指定されている場合は、その速度が適用される。
生活道路は誰もが利用する身近な道路。9月からの新ルールを正しく理解し、安全運転を心がけたい。
(福島テレビ)

