プレスリリース配信元:Payke
GUショッピングガイドが4セグメントで1位、トップ5のうち4本が美容・コスメ関連
株式会社Payke(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:古田奎輔、以下「Payke」)は、自社アプリ内コラムについて、集計対象期間を2026年7月1日~2026年7月31日として閲覧データを集計し、訪日外国人ユーザーがどのようなテーマの記事を閲覧しているかを分析しました。今回の調査は、Paykeアプリを利用する訪日外国人ユーザーの閲覧データをもとに、人気コラムのランキングをまとめたものです。

サマリー
- GUの2026年春夏アイテムを紹介するコラム「日本GUショッピングガイド!2026年初夏に絶対買うべきおすすめアイテム」が閲覧数1位を獲得。韓国・香港・タイ・その他の集計対象4セグメントで1位を記録しました。
- トップ5のうち2位から5位までの4本が美容・コスメ関連の記事でした。「美容・コスメ」を含む記事の閲覧数は、集計対象コラム全体の56.0%を占めています。
- トップ10のうち3本が、タイトルに「免税店限定」を含む記事でした。この3本の閲覧数の合計は、集計対象コラム全体の23.4%にあたります。
- 1位のGUのコラムは、セグメント内閲覧率(そのセグメントの利用者によるコラム閲覧全体に占める比率)が、GUの店舗がないタイ・韓国(2026年8月時点)で高く、店舗のある台湾で最も低くなりました。自国で手に入りにくいブランドの情報が読まれた可能性があります。
Paykeコラム人気ランキングトップ10(2026年7月)
2026年7月のPaykeアプリ内コラムの閲覧データを集計したところ、1位は「日本GUショッピングガイド!2026年初夏に絶対買うべきおすすめアイテム」でした。2026年春夏シーズンのGU新作アイテムを紹介するこのコラムは、韓国・香港・タイ・その他の集計対象4セグメントで閲覧数1位を記録しました。
2位には「日本で買って帰りたい、ビューティー土産ガイド」がランクインしました。台湾・中国・アメリカの集計対象3セグメントで閲覧数1位を記録しています。
3位は「日本旅行で出会う、資生堂が誇る2つのスキンケアブランド」でした。台湾・香港・その他の集計対象3セグメントで閲覧数2位を記録しました。
このほか、4位の免税店限定の大容量サイズ商品、5位のANESSAとELIXIRの免税店限定アイテムなど、購入できる場所を示す記事が複数ランクインしました。
以下は、2026年7月に最も読まれたコラムTop10です。

公開日を見ると、トップ10のうち4本は6月以前に公開した記事です。特に1位は2026年4月28日、8位は2026年6月1日の公開で、集計月より前に公開された記事です。公開直後だけでなく、時間が経ってから読まれ続けるコラムがあることがうかがえます。
注目の人気記事解説
今月の上位3記事は、1位がファッション、2位と3位が美容と分野は分かれますが、いずれも日本国内で実際に購入できる商品を、商品名や購入場所とあわせて紹介する記事です。
1位:「日本GUショッピングガイド!2026年初夏に絶対買うべきおすすめアイテム」
<コラム内容サマリー>
2026年春夏シーズンのGU新作から、着回し力の高いアイテム6点を紹介するショッピングガイドです。日本のSNSで話題の「シースルーレイヤード」スタイルを軸に、カーディガン・Tシャツ・ロングベスト・スカートなどを、商品名と価格を添えて掲載しています。冷房の効いた室内と屋外の温度差に触れながら、重ね着をきれいに見せるサイズ選びのコツも紹介されています。
<なぜ注目されたか>
本コラムは閲覧数で、韓国・香港・タイ・その他の集計対象4セグメントにおいて1位を記録しました(台湾は3位)。セグメント内閲覧率(そのセグメントの利用者によるコラム閲覧全体に占める比率)は、タイ18.4%、韓国15.3%、香港15.2%、台湾13.2%の順です。
この順序は、GUの海外店舗の分布とほぼ逆になっています。GUが公表している国・地域別の店舗数(2024年9月末時点。国・地域別の内訳としては最新の公表値)は、日本440店舗、台湾22店舗、香港10店舗、中国大陸5店舗、米国1店舗で、韓国とタイは含まれていません(※1)。GUが訪日客向けに案内している免税ページでも、店舗のある国・地域は中国大陸・香港・台湾・米国の4つとされており、韓国とタイは含まれていません(※2)。韓国では2018年に出店したのち2020年に店舗の営業を終了し、現在は一部の商品がユニクロ韓国のオンラインストアで販売されています(※3)。店舗のないタイ・韓国で閲覧率が高く、4セグメントのなかで店舗数が最も多い台湾が最も低いという関係です。
衣類全般への関心の強さだけでは、この差は説明しにくいと考えられます。観光庁の調査では、訪日客の「衣類」の購入率は台湾52.6%、香港55.9%に対し、韓国は28.5%と、国籍・地域別に示された韓国・台湾・香港・中国・米国の5市場のなかで最も低いためです(※4)。それでも韓国の閲覧率が高いことから、衣類全般ではなくGUという特定のブランドへの関心が働いており、自国で手に入りにくいブランドを日本で買うための情報として読まれた、という見方ができます。韓国では日本での買い物の定番としてGUが挙げられると報じられていることも、この見方と重なります(※5)。
2位:「日本で買って帰りたい、ビューティー土産ガイド」
<コラム内容サマリー>
日本で購入できる美容アイテムを、使う場面ごとに紹介するコラムです。旅の途中で楽しめる美容菓子、自分へのご褒美になるスキンケア、帰国後も使い続けられるコスメ、食事をサポートする機能性アイテムまで、日本ブランド5社の6商品を取り上げています。
<なぜ注目されたか>
台湾・中国・アメリカの集計対象3セグメントで閲覧数1位、韓国・タイ・ベトナムで2位、香港で3位を記録しました。セグメント内閲覧率は、タイ17.1%、アメリカ17.1%、韓国15.2%、台湾14.6%、香港13.3%と、いずれも13%以上でほとんど偏りがありません。訪日客の「化粧品・香水」の購入率は34.6%と、およそ3人に1人が購入する品目です(※4)。美容の土産は国や地域を問わず関心が高い分野といえます。用途や場面ごとに商品を並べる構成が、幅広いセグメントに届いたと考えられます。
3位:「日本旅行で出会う、資生堂が誇る2つのスキンケアブランド」
<コラム内容サマリー>
資生堂が展開する2つのスキンケアブランド「IPSA」と「THE GINZA」、そして日本の免税店で販売されている限定セットを紹介するコラムです。それぞれのブランドの成り立ちや考え方に触れたうえで、IPSAの薬用化粧水と乳液を組み合わせた免税店限定セットなどを取り上げています。
<なぜ注目されたか>
台湾・香港・その他の集計対象3セグメントで閲覧数2位、タイ・アメリカで3位となりました。1位のセグメントはないものの、セグメント内閲覧率は香港14.7%、台湾14.2%と、1位のGUのコラム(香港15.2%、台湾13.2%)に並ぶ水準です。「化粧品・香水」の購入率を国籍・地域別に見ると、香港は38.5%、台湾は35.0%で、韓国の25.0%より高くなっています(※4)。化粧品の購入率が高い香港・台湾では、ブランドを掘り下げて紹介するスキンケアの記事が読まれやすい傾向がありそうです。
最後に
2026年7月のランキングでは、トップ5のうち4本が美容・コスメ関連の記事となりました。共通しているのは、いずれも日本国内で実際に購入できる商品を、商品名・価格・購入できる場所とあわせて紹介している点です。また、トップ10全体を見ると、GU・ドン・キホーテ・KALDIといった店舗名や、「免税店限定」のように購入できる場所を示す言葉をタイトルに含む記事が複数ランクインしました。
セグメント別に見ると、1位のファッションのコラムはGUの店舗がないタイ・韓国で閲覧率が高く、2位の美容土産のコラムは台湾・韓国・香港・タイ・アメリカの5セグメントいずれでも13%以上とほとんど差がありませんでした。3位のスキンケアのコラムは、「化粧品・香水」の購入率が高い香港・台湾で上位に入りました(※4)。市場を問わず読まれるテーマと、届きやすい市場に差が出るテーマの両方があることがうかがえます。
今後もPaykeでは、訪日旅行者の行動データをもとに、購買行動や関心の変化を継続的に分析し、企業や自治体のマーケティング戦略に活用できる情報を発信してまいります。
調査概要
- 集計期間: 2026年7月1日~2026年7月31日(日本時間)
- 指標: 記事詳細の閲覧数(PV)。全言語を合算した記事単位の値です
- セグメント内閲覧率: そのセグメントの利用者によるコラム閲覧全体に占める、当該記事の比率
- セグメント: 利用者がアプリ内アンケートで自己申告した国籍による8区分(台湾・韓国・香港・タイ・中国・アメリカ・ベトナム・その他)。訪日外国人ユーザーを対象とするため日本を除いています
注釈(本文の※番号に対応)
- ※1 株式会社ジーユー「ジーユー、台湾進出10周年」(2024年9月26日)。国・地域別店舗数は2024年9月末時点 https://www.gu-global.com/jp/ja/special-feature/press-release/pdf/2024-09-26_Taiwan10years_anniversary.pdf
- ※2 GU公式サイト「All stores offer TAX FREE shopping」(2026年8月25日閲覧) https://www.gu-global.com/jp/ja/feature/contents/tax-free/all
- ※3 株式会社ジーユー「Notice Regarding the Closure of GU Stores in South Korea」(2020年5月21日) https://www.fastretailing.com/eng/group/news/2005211600.html / GU韓国公式サイト(2026年8月25日閲覧) https://www.gu-global.com/kr/
- ※4 観光庁「インバウンド消費動向調査結果及び分析 2025年 年次報告書」図表3-1(主要国籍・地域別、全目的) https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/002003329.pdf
- ※5 News1「유니클로보다 싸고 힙하다?…日쇼핑 리스트 속 GU, 한국에 없는 이유」(2026年6月30日) https://www.news1.kr/industry/distribution/6210538
- 調査主体: 株式会社Payke
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