強い台風18号は暴風域を伴って、この後、沖縄・奄美に接近する見込みです。
夏休みシーズンの観光地を直撃する、今回の台風。
交通機関などでは、すでに影響が広がっています。
25日午前9時半ごろの北海道・札幌市では激しい雨で道路の冠水が発生。
車が走行するたびに雨水の波が押し寄せていました。
また市内では、ビルの2階部分の雨どいから1本の筋状の雨水が流れ出ていました。
交差点でも冠水被害がおき、車が走行すると雨水の波が歩道に流れ込む様子が確認できました。
北海道では低気圧と秋雨前線に暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
アスファルトをたたきつける雨粒のしぶきで、視界が白くかすむほどの激しい雨となっていました。
人が歩く姿もぼんやりと見えるほどです。
中には夏ならではのサンダルを履き、雨対策をする人も。
北海道には、午前7時ごろから1時間に50mm以上の雨をもたらす赤いエリアがライン状にかかり続けていました。
強い台風18号が直撃した沖縄・南大東島では、風が強く、木々が横に大きく揺れていました。
南大東島では最大瞬間風速37.7メートルの暴風が吹き荒れました。
今回の台風の特徴について、島の人は「今(午前11時ごろ)最強ですね、風は非常に強い。ゴーゴーと。あとドンって建物に強風があたる時にコンクリートの建物が揺れはしないが、揺れたんじゃないかというくらいの音がする」と話しました。
午後4時時点の台風18号は、沖永良部島の東南東約160kmのあたりにいて、1時間に20kmのゆっくりとしたスピードで西北西に進んでいます。
予想される最大瞬間風速は60メートルです。
糸満市の喜屋武岬は台風の接近前から大荒れとなり、岩礁に白波が押し寄せ大きな水しぶきが上がっていました。
美しいコバルトブルーの海が一変しています。
夏休みシーズンを直撃した台風18号。
那覇空港の受付カウンターには多くの人が列を作り、振り替え便の手続きなどで混乱する様子が見られました。
この台風周辺の暖かい空気の影響により、各地で気温が上昇しています。
抜けるような青空から降り注ぐ強い日差しが観測できたのは、最高気温38.9度を観測した大分・日田市です。
東京から来た女性はこの暑さに「(Q. 日田はイメージ通り暑い?)東京だと暑いは暑いけどこんな暑さではない。自分が住んでいるところは。(Q. お盆過ぎてもこの暑さ)結構大変だなって」と話しました。
日田市内は日差しが強く、アスファルトの照り返しでかげろうが発生するほどの暑さとなりました。
炎天下の下でアイスを食べる男性たち。
体温超えの危険な暑さとなった熊本市。
取材を開始した午前中から猛烈な暑さになりました。
午後2時前には最高気温38.4度まで気温が上昇。
熊本地震の被災地も危険な暑さの中、復興に向けた作業が行われていました。
仮設住宅を建てる人たちは、電動ファン付き作業服など暑さ対策をしながら作業を行っていました。
また、ラグビー元日本代表の五郎丸さん、元サッカー日本代表の巻さんらのアスリートたちが、被災地支援に訪れていました。
元ラグビー日本代表・五郎丸歩さん:
我々のスポーツというカテゴリーが子どもたちの夢、希望につながればいいな。
交流会では子どもたちが水遊びをする様子などが見られました。
この危険な暑さは26日も続きます。
大分・日田市で40度以上の酷暑日予想。
熊本市、福岡・久留米市で39度、京都市、愛知・名古屋市で38度の予想となっています。
熱中症対策への注意が必要です。
25日、東京・渋谷のスクランブル交差点で見られたのは日傘をさす人の多さです。
午後1時過ぎに最高気温35度を観測し、23日ぶりに猛暑日となりました。
この猛烈な暑さをもたらす台風18号。
更に、湿った暖かい空気を送り込み、ゲリラ雷雨をもたらす恐れがあります。
25日夜も関東の山沿いを中心に雷雲の発生確率が高く、突風、道路の冠水などに注意が必要です。
午後3時半ごろ、栃木・那須塩原市でもゲリラ雷雨が発生しました。
一方で、北日本でも激しい雨が降っていて、道路の冠水被害をもたらしています。
車はヘッドライトをつけて走行。
午前10時と明るい時間帯にもかかわらず、町全体が日没前の暗さとなっています。
午前10時ごろの北海道・江差町。
激しい雨が横に走るように降っています。
辺りが白くかすむほどの雨となっていました。
青森・弘前市では正午ごろから天気が急変し、大粒の激しい雨が降り出し雷の音も聞こえ、風も強まりだしました。
まもなく台風18号の暴風域に入るとみられる沖縄本島。
鹿児島県でこのあと予想される最大瞬間風速は60メートル。
24時間の予想降水量は250mmとなっています。
徳之島のスーパーでは台風の影響で品薄状態が続いていました。
