プレスリリース配信元:株式会社Hajimari
フリーランスエンジニア向けIT案件・求人検索サイトのフリーランスジョブ( https://freelance-job.com/ )を運営する株式会社Hajimari(所在地:東京都渋谷区、代表:木村直人)は、全国の30~50代の正社員298名を対象に、お金に関する不安と、収入を増やすための行動について調査しました。
その結果、給与が上がった人でも、暮らし向きの改善を実感できていない人が多いことが分かりました。さらに、不安を感じながらも、収入を増やすための具体的な行動を取っている人は3割にとどまっています。
あわせて、2026年9月の5連休(シルバーウィーク)の過ごし方についても聞き、お金の不安が生活の場面にどう表れているかを調べました。
物価が上がり続けるなかで、賃上げのニュースは毎年のように流れます。それでは、実際に働いている人は「暮らし向きが良くなった」と感じているのでしょうか。
※本記事の「暮らし向きが良くなった実感」は、物価上昇も踏まえて回答者が主観で答えた値です。収入額や手取り額そのものを測定したものではありません。

≪アンケート利用条件≫
- 調査結果は自由にご活用ください。但し情報の引用元として「フリーランスジョブ」の名前を明記してください。
- ウェブサイトで使用する場合は、引用元として、下記リンクを設置してください。URL:https://freelance-job.com/contents/news/research/3267
調査サマリ
- 30~50代の正社員の80.2%が「暮らし向きが良くなった実感はない」と回答
- 給与が上がった人に限っても、74.6%が実感を持てていない
- 老後資金への不安は80.5%にのぼるが、計画的に準備できている人は22.5%にとどまる
- 収入を増やす具体的な行動をしている人は28.9%で、7割以上は動いていない
- 5連休のシルバーウィークを控えても、72.5%が「使うお金を減らす」
昇給した人の4人に3人が、暮らし向きの改善を実感していない
まず、給与そのものの変化を聞きました。直近1~2年で「上がった」と答えた人は45.0%(134人)です。「変わらない」が46.6%(139人)、「下がった」が6.0%(18人)、「わからない」が2.3%(7人)と、半数近くが昇給を経験しています。
しかし、物価上昇も踏まえて「収入が増えて暮らし向きが良くなった」という実感があるかを聞くと、様子が変わります。

「あまりない」が43.0%(128人)、「まったくない」が37.2%(111人)で、合わせて80.2%(239人)が実感を持てていないという結果でした。実感がある人は「ややある」14.1%(42人)と「とてもある」5.7%(17人)を合わせて19.8%(59人)にとどまります。
給与が上がった人に絞っても、傾向は変わりません

給与が「上がった」と答えた134人だけを取り出しても、「あまりない」68人と「まったくない」32人を合わせた100人(74.6%)が実感を持てていません。昇給を経験した人の4人に3人が、暮らし向きの改善につながっていないと感じていることになります。
※グラフ2は、給与について聞いた設問と暮らし向きの実感を聞いた設問を掛け合わせ、「給与が上がった」と答えた人だけを抜き出したものです。質問そのものはグラフ1と同じで、母数のみが298人から134人に変わっています。
不安の中身は「老後資金」が最多。計画的に備えられている人は2割
次に、お金に関する不安の状況を聞きました。

現在の生活・家計について「とても不安」27.9%(83人)と「やや不安」48.3%(144人)を合わせると、76.2%(227人)が不安を感じています。老後の生活資金についても「とても不安」39.6%(118人)と「やや不安」40.9%(122人)で、合わせて80.5%(240人)とさらに高い水準でした。
※グラフ3は、「現在の生活・家計」と「老後の生活資金」という別々の設問の結果を、比較しやすいように並べたものです。どちらも同じ298人が回答しています。
具体的に何が不安なのかを複数回答で聞くと、順位がはっきりと分かれました。

全年代で最も多かったのは老後資金で56.0%(167人)です。次いで日々の生活費37.6%(112人)、病気・医療費17.4%(52人)、収入が増えないこと15.8%(47人)と続きます。子どもの教育費は14.4%(43人)、住宅ローン・家賃は8.7%(26人)でした。
老後資金は年代を問わず1位で、30代41.6%、40代67.0%、50代59.8%と、40代で最も高くなっています。30代・40代の時点からすでに老後を意識している様子がうかがえました。
では、その不安に対して備えはできているのでしょうか。

「計画的に行っている」は全体の22.5%(67人)にとどまりました。最も多いのは「少しは行っている」の41.6%(124人)で、「ほとんど行っていない」14.4%(43人)と「まったく行っていない」21.5%(64人)を合わせると35.9%(107人)が準備できていない状態です。
何らかの準備をしている人は6割を超えるものの、計画的に備えられていると答えた人は5人に1人程度という結果でした。
老後資金に不安を感じている240人に限って見ても、「ほとんど」または「まったく」準備していない人は85人(35.4%)います。
※240人は、グラフ3の「老後の生活資金」について「とても不安」「やや不安」と答えた人の合計です。
不安を感じていても、7割は収入を増やす行動をしていない
不安が広がっている一方で、収入を増やすための行動はどの程度取られているのでしょうか。この1年で実際に行ったことを複数回答で聞きました。

最も多い回答は「特に何もしていない」で40.6%(121人)、次いで「節約だけしている」35.2%(105人)でした。その他、投資(NISA等)を始めた16.4%(49人)、資格取得・スキルアップの勉強をした10.1%(30人)、副業を始めた8.1%(24人)、転職・転職活動をした6.4%(19人)と続きます。
具体的な行動である、副業・転職・資格取得・投資のいずれかに取り組んだ人をまとめると86人(28.9%)でした。裏を返せば、7割以上にあたる212人(71.1%)は、収入を増やす具体的な行動を取っていないことになります。
家計の状況別に見ても、この傾向は変わりません。物価高で家計が「とても苦しくなった」「やや苦しくなった」と答えた173人のうち、65.9%が具体的な行動を取っておらず、全体(71.1%)と大きな差はありませんでした。家計の負担を感じていることと、行動を起こすことは、必ずしも結びついていないようです。
なお、副業については「関心がない」が41.3%(123人)で最も多く、「したいが、していない」が31.2%(93人)、「すでに副業をしている」が12.1%(36人)でした。
動けない理由の1位は「何を始めればいいか分からない」
では、なぜ行動に移せないのでしょうか。「特に何もしていない」「節約だけしている」と答えた226人に、その理由を複数回答で聞きました。

最も多かったのは「何を始めればいいか分からない」で40.7%(92人)です。以下、「時間がない」24.3%(55人)、「失敗・損をするのが不安」20.8%(47人)、「必要性を感じない」19.5%(44人)、「本業や家庭に支障が出そう」18.1%(41人)、「情報や相談相手がない」7.1%(16人)と続きました。
「必要性を感じない」と答えた人が2割いる一方で、上位に並んだのは「分からない」「時間がない」「不安」といった、動きたくても動けない事情を示す回答でした。関心がないから動かないのではなく、何から手をつければよいかが分からないまま止まっている人が一定数いることがうかがえます。
5連休のシルバーウィークでも、7割が「使うお金を減らす」
今回の調査では、お金の不安が生活の場面にどう表れるかを見るため、2026年9月の5連休(シルバーウィーク)についても聞きました。

例年の大型連休と比べて使うお金がどうなりそうかを聞いたところ、「減らす予定」25.8%(77人)と「やや減らす予定」46.6%(139人)を合わせて、72.5%(216人)が支出を抑える意向を示しました。「やや増やす予定」は22.8%(68人)、「増やす予定」は4.7%(14人)で、増やす側は合わせて27.5%(82人)にとどまります。
過ごし方についても、外出を伴わない回答が上位に並びました。

最も多いのは「自宅で過ごす」33.9%(101人)、次いで「まだ決めていない」27.5%(82人)です。「仕事をする」も22.1%(66人)にのぼりました。一方で「国内旅行」は12.8%(38人)、「帰省」6.7%(20人)、「海外旅行」4.0%(12人)と、旅行や帰省を予定している人は限られています。

連休を「楽しみ」「どちらかといえば楽しみ」と感じている人は50.7%(151人)、「出費が心配」「どちらかといえば出費が心配」と答えた人は49.3%(147人)。連休を前にした気持ちは、楽しみと心配でほぼ真っ二つに分かれました。
※この設問は「楽しみか、出費が心配か」の二択ではなく、「大型連休について、あなたの気持ちに最も近いものはどれですか」として、上記の4つの選択肢からひとつを選ぶ形でお聞きしています。
生活・家計に不安を感じている人とそうでない人では、回答に差がありました。生活・家計に不安がある227人では53.3%が出費を心配していたのに対し、不安がない71人では36.6%です(p=0.015)。支出を減らす意向も、不安がある層で76.2%、ない層で60.6%と差が見られます(p=0.014)。日々のお金の不安が、連休の過ごし方にも表れていると言えそうです。
まとめ
今回の調査からは、次のような状況が見えてきました。
給与が上がった人は45.0%いるものの、暮らし向きが良くなったと実感できている人は19.8%にとどまります。昇給を経験した人に限っても、74.6%が実感を持てていません。老後資金への不安は80.5%と高い一方で、計画的に備えられている人は22.5%です。
そして、収入を増やす具体的な行動を取っている人は28.9%にとどまり、動いていない人の4割が「何を始めればいいか分からない」を理由に挙げました。不安がないから動かないのではなく、次の一歩が見えないまま止まっている人が少なくないようです。
こうした状況は、5連休のシルバーウィークという場面にも表れています。72.5%が使うお金を減らすと答え、生活に不安を感じている人ほどその傾向が強く見られました。
調査概要
調査名 :会社員の「お金の不安」実態調査
調査対象 :全国の30~50代の正社員
調査方法 :インターネットリサーチ(外部調査会社に委託)
調査時期 :2026年8月
有効回答数:298名
・回答者の内訳は、30代101名(女性51名・男性50名)、40代100名(女性50名・男性50名)、50代97名(女性47名・男性50名)です。年代・性別で均等割付を行いましたが、50代女性のみ47名となっています。
・構成比は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。複数回答の設問は、回答者数に対する割合を示しています。
・程度や気持ちをお聞きした設問では、「どちらともいえない」にあたる中間の選択肢を設けず、4段階でお聞きしています。
会社概要
会社名:株式会社Hajimari
設立 :2015年2月26日
代表取締役:木村 直人
所在地 :〒150-0043 渋谷区道玄坂一丁目16番10号 渋谷DTビル6~9階
公式サイト:https://hajimari.inc/
事業内容:
・ITプロパートナーズ https://itpropartners.com/
・マーケティングプロパートナーズ https://itpropartners.com/marketing
・ファイナンスプロパートナーズ https://itpropartners.com/finance/person
・人事プロパートナーズ https://itpropartners.com/hr/biz
・メンタープロパートナーズ https://biz.itpropartners.com/mentor/
・freelance job https://freelance-job.com/
・TechFeed https://techfeed.io/
・TUKURUS https://tukurus-recruitment.com/
・HR University https://hr-university.jp/lp
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