熊本地震で煙突が倒壊し9人が亡くなった日本製紙八代工場で、壊れた煙突の撤去に向けた作業が進められています。
一方で、工場自体の損傷が激しく、操業再開の見通しは立っていません。
日本製紙八代工場では、地震で3本の煙突が損壊、うち1本が倒壊し、9人が死亡しました。
【FNN取材団 佐伯 深太 記者】
「折れた煙突の破片がクレーンで吊り上げられ、撤去されています」
八代工場では21日、倒壊した煙突の一部の撤去や、巨大なクレーンを組み立てる作業が行われていました。
日本製紙は、損壊した煙突3本のうち、倒れなかった高さ110メートルの煙突をまず撤去。
この煙突は先端部分が折れて骨組みに引っかかった状態で、落下する恐れがあることから、先端部分については8月中をめどに撤去する方針です。
八代工場は損傷が激しく操業停止中で、復旧時期の見通しは立っていません。
日本製紙は、9人が亡くなった高さ80メートルの煙突の倒壊について、原因を調べる調査委員会の立ち上げに向け、準備を進めているとしています。
