東広島市の広島大学で、アメリカ・アイダホ大学広島キャンパスの開校式が行われました。
国が国家戦略の中核に位置づける、半導体分野での人材の育成を目指します。
「MESAへ ようこそ!」
開校式には、アメリカや日本、ベトナムなどから入学する18人の学生と、関係者合わせておよそ60人が出席しました。
学生は、最初の2年間を広島大学で、残りの2年をアイダホ大学で学び、半導体産業を支えるグローバルで高度な専門人材になることを目指し、実践的な知識や技術を習得します。
【アイダホ大学 スザンナ・ロング工学部長】
「MESA(半導体分野に特化した学士過程プログラム)の学生である皆さんは未来を担う重要な存在です」
アイダホ大学は、アメリカの半導体大手マイクロン・テクノロジーが本社を構えるアイダホ州の州立大学で、アメリカの大学が工学分野で日本校を作るのは初めてです。
広島大学のある東広島市には、マイクロンの子会社マイクロンメモリジャパンの工場があり、半導体の高性能次世代メモリー「DRAM」を、2029年度までに1兆5000億円を投資して量産する計画です。
21日の開校式には、マイクロンメモリジャパンの野坂代表取締役や中国経済産業局の向野局長も出席しました。
【広島大学・越智光夫学長】
「ここで育った人が広島に定着して、半導体人材として日本全体、世界で活躍する人材を育てていくことが役割ではないかと思っている」
行政や教育機関、そしてマイクロンなどの企業が一体となって、東広島市が、「半導体のまち」に姿を変えようとしています。
