栃木県の東武日光線で作業員4人が死亡した事故を受け東武鉄道が会見し、見張り役の作業員が「意思疎通ができている状態ではなかった」と話していると明らかにしました。
20日、栃木・鹿沼市の東武日光線・新鹿沼駅の線路付近で除草作業をしていた作業員ら10人のうち、石川一芳さん(67)ら4人が浅草行きの「特急スペーシアX2号」と接触し、その後、死亡しました。
この事故を受けて、東武鉄道が会見を行いました。
東武鉄道株式会社 取締役執行役員 鉄道事業本部長・鈴木孝郎さん:
関係の皆さま、ご利用のお客さま、大変なご迷惑をおかけいたしたことを深くおわびいたします。
東武鉄道は今回の事故を謝罪した上で、作業現場から80メートルほどの場所にいた「列車見張員」が安全を示す合図を旗で出し、確認した運転手が警笛を鳴らしていたと説明しました。
一方、現場から300メートルほど離れた場所にいた「中継見張員」は「現場には到着していたものの、別の見張り員と意思疎通ができる状態ではなかった」と話していると説明しました。
東武鉄道は、詳しい事故の原因や経緯は調査中としています。
