列島各地で危険な暑さになっています。
熊本地震の被災地では、体温超えの猛暑の中、復旧作業が進められています。
一方、各地のダムでは異変が起きていて、深刻な渇水となっています。
19日は各地で気温が上昇し、体温超えの危険な暑さとなる地域も。
一方で、千葉・鴨川市にある海水浴場では、暑い夏の思い出を作ろうと、子供たちが海へとダイブ。
ゴーグルとシュノーケルをつけて本気モードの男の子もいました。
さらに海の家では、女の子が冷たいかき氷をパクリ。
真夏の猛暑真っただ中の列島。
20日で記録的豪雨から1週間となる千葉県では、照り付ける太陽のもと復旧作業に追われていました。
大規模な冠水が発生した大網白里市では19日、最高気温が30度を超え、暑さをしのぐためファン付きの作業服を着て、水浸しとなった機材などをトラックの荷台に積み込む姿がありました。
市内にある災害廃棄物の仮置き場でも、被災者が家電製品や家具などを運ぶ様子が見られました。
仮置き場を訪れた住民は「すごく助かる、ものすごく助かる」と話しました。
千葉市では今も断水生活を続ける地域がありました。
断水生活を続ける住民:
全く出ない。食事作るのもダメ。全然お風呂にも入れない。
現在は、市の水道局から配布される水を頼りに生活をしているといいます。
最大震度7の地震の被害に遭った熊本では19日、体温超えの38.7度を記録。
これで4日連続の猛暑日となりました。
熊本市民は「いや…めっちゃ暑い。本当に暑くてハンディーファンが欠かせない」「本当に(外は)出たくなかったが、娘がきょう福岡から来るので、(地元で人気の)まんじゅうを買ってということで来た。すぐに帰る」「暑い。遊びに行くところも少なくて、地震の影響がすごい大変」と話しました。
37.6度まで気温が上昇した八代市では、作業員が大量の汗をかきながら地震で壊れた住宅を直していました。
しかし、この暑さに耐えかねて木の陰で休む姿も。
復旧作業をする人:
(Q.暑い中の作業は大丈夫?)仕事だから頑張って辛抱するしかない。もう(水を)2リットル以上飲んでいる。
今、猛暑が列島を襲う中、各地のダムが渇水でピンチを迎えています。
取材班が向かったのは岐阜・白川村にある御母衣ダム。
本来なら水がなみなみと張っているはずですが、今はカラカラに乾き、地肌がむき出しになっています。
許可を得たうえでドローンを飛ばし、川の上流を空から見てみると、草原のような場所が広がり、水が少なくなっているのが分かります。
水が干上がり、橋のような形になっている道があらわになっていました。
観光客も、この異変に驚きを隠せません。
観光客:
こんな姿と想像がつかない。いつもはなみなみと(水が)ある。山にも水が少ないのかなぁ…。
下流への放水が難しくなる最低水位まであと4メートルに迫っていました。
富山河川国道事務所・河村陽一副所長:
直近10年間の平均と比べて、約40メートルくらい(水位が)下がっている。御母衣ダムの流域内の少雪少雨であったことが原因。
一方、富山県と岐阜県の県境にある桂湖でも、渇水の影響が出ていました。
雨が少なく、湖の水がどんどん減少し、境川ダムの貯水率は32.1%まで低下。
この渇水によって、夏に人気のカヌー体験は約1カ月前倒しで打ち切る事態に。
さらに、高知県にある早明浦ダムでは、普段は見えない旧庁舎の屋根が水面に現れました。
早明浦ダムでは19日から取水制限を強化。
徳島県への19日の供給量は約18%削減、香川県へは50%削減されます。
そして、列島を襲うのは猛暑だけではありません。
岩手・盛岡市では午後3時半、ゲリラ雷雨が発生し、激しい雨が屋根に打ち付けていました。
そして日本の南の海上で発生したのは台風18号。
23日には暴風域を伴って小笠原諸島近海に進むとみられ、その後、日本列島に向けて北上する恐れがあり、今後の情報に注意が必要です。
