「行き場のない猫を保護する団体を支援したい」、そんな思いを音楽でつなげます。

3匹の元保護猫と暮らす会社員のCocoさん(36)は2026年2月、猫をモチーフとしたグッズを制作し、売り上げの一部を保護猫活動に寄付するプロジェクト「NYA METAL DESIGN」を立ち上げました。

デザインのこだわりを聞くと「ちょっとカッコいい路線のアイテムを作りたいなと思って。新商品がまずエコバッグですね。『NYA METAL FEST 2026』を開催するにあたって…」と話しました。

実はCocoさんにはもう一つの顔があり、メロディック・デスメタル・バンド「Omelas」のボーカリストで、「フェス」とはチャリティー音楽フェスです。

飼育放棄など、さまざまな理由で行き場を失った保護猫や保護犬。
今では保護された犬猫の8割以上が返還や譲渡され殺処分も減少。

一方で、こうした活動に必要な餌代や動物の医療費などの多くを保護団体が負担しているといいます。

Omelas・Cocoさん:
本当に少しでも力になれるのであれば協力したいなと自然に思いました。

「フェス」の開催は活動開始当初から考えていたといいます。

Omelas・Cocoさん:
今までもし保護猫支援ということとか、どうやったら支援ができるかを知らない方なのであれば、これをきっかけに知ってもらえるというのはすごく大きなことだと思います。

Cocoさんの考えに賛同する猫好きアーティストがフェスのラインアップに名を連ねました。

ボランティアで保護猫活動をするメンバーもいる保護犬猫啓蒙メタルバンド「Paws In Peace」。

保護猫カフェでの弾き語りやチャリティー活動を続ける「灰猫瞳」さんは、2匹の保護猫を育てています。

メンバー2人がそれぞれ保護猫3匹を飼育する「VRAIN」。
この日は猫耳をつけて登場し「みなさんとぜひ猫姿で撮影して、その売り上げを保護猫に寄付しようという体を張ったパフォーマンスでございます」と話しました。

結成32周年の「ARESZ」は、「人間でも動物でも一秒でも長く幸せに、一回しかない人生なんで」と、かつて飼っていた保護猫への思いを伝えました。

トリはCocoさんの「Omelas」。
Cocoさん「おうちを待ってるワンちゃんネコちゃんがいるってことを思い出していただけるようになるのが一番大事なことかな」と話しました。

会場の客からは「保護猫活動とセットになっている(フェス)というのは初めてでなかなか面白い」「主人の実家で飼ってるネコも保護猫なので、あした会いに行くので」という声が聞かれました。

猫好きも、そうではない人も募金をしたりグッズを購入し募金の合計は3万3000円余り。
「NYA METAL DESIGN」の売り上げは約2万2000円に。

Cocoさんには新しい目標ができました。

Omelas・Cocoさん:
第2回は必ず。1年に1回ぐらいはちゃんと継続してやりたいですね。