八代市など3つの市と町では、今なお、7000戸余りの家庭で断水が続いています。国は8月末を目途に解消を目指していますが、八代市では地域特有の問題があり完全な解決は見通せないようです。
【八代市水道局 大石将也 工務係長】
「仕切弁を操作して水を送りながら漏水を発見して、修繕を行う地道な作業が続いている」
今回の地震で、一時は約2万5000戸の上水道が断水した八代市。17日の時点で、約9割の世帯の断水は解消していますが、現在も急ピッチで復旧作業が続き、
8月末までに市内すべての上水道の断水を解消したいとしています。一方で、先が見えない家庭もあります。
【FNN取材団 柳谷圭亮 記者】
「こちらのご自宅では、普段から井戸水を使っていますが、汲み上げるためのパイプが地震で破損しています。そのためこういった桶に、水をくんで生活用水にしているということです」
八代市高植本町の、櫻田晴彦さんの家は上水道を引いておらず、日々の暮らしを井戸水に頼ってきましたが、その井戸水が地震のあと使えなくなりました。
【八代市 櫻田晴彦さん】
Q、水を自分で?「そうです。車で運んで」
Q、大変じゃないですか「もうちょっと疲れました」
櫻田さんの家では、近くの田んぼの湧水など、毎日2回合わせて500リットルの水を汲む生活を続けています。
【櫻田晴彦さんの妻・淳子さん】
Q井戸水使えないと改めて不便だと感じる?「感じます、不便と思うし、お水大事と思う」
八代市などが聞き取りを進めたところ、市内で約4500世帯の井戸に、濁りや枯れるなどの被害が出ているということですが、井戸水は個人の管理のため地元からは行政の支援を求める声が挙がっています。
【八代市高植本町第二・南田泰彦町内長】
「各個人が対応していかないと復旧できないわけで、そうなるとやはり長期化するだろう。市が一括して、工事も先導的な立場で当たってもらえればいい」
