まだまだ厳しい暑さが続きますが、これから旬を迎えるのが「ブドウ」です。
その中でも、10年に1度の豊作といわれるのが『巨峰』。
和歌山県有田川町のブドウ農園から、秦令欧奈アナウンサーが豊作の状況と個性あるブドウを中継で伝えました。
■「皮が弾けそうなほどの張り感」 去年と比べて1.3倍の大きさ
訪れたのは関西最大級のブドウ農園「有田巨峰村」。
甲子園球場5つ分という広大な敷地に、19軒のブドウ農園が集まります。
そのうちのひとつ、「森園」の園主・森誠さんによると、ことし、巨峰が例年と比べておよそ1.3倍の大きさに育っているということです。
【「森園」園主・森さん】「ことしは、梅雨にしっかり雨が降った。そういう形(気候)があれば大きいブドウが育ちやすいです」
去年は空梅雨だったこともあり、ことしの豊作はまさに好条件が重なった結果です。
その巨峰を試食させてもらった秦アナウンサーは…。
【秦令欧奈アナウンサー】「皮がパリッと張りがある。噛んだ瞬間にもう水分補給かというぐらい水が溢れ出してきます。水っぽいというよりしっかり味が濃くて、酸味甘みのバランス半々ぐらい。ものすごく美味しいですね」
■盆地特有の寒暖差 おいしいブドウを育てる鍵
和歌山の名産といえば「ミカン」のイメージが強いですが、ブドウもおいしく育ちやすいと森さんは話します。
それは、この地域ならではの地形的な条件です。
【森さん】「この辺は盆地になっているので、昼間と夜の寒暖差が結構あるエリアになります。そのためブドウもおいしく育ちやすい」
ブドウの名産地として知られる山梨県と同様に、盆地特有の寒暖差がおいしいブドウを育てる鍵となっているのです。
■個性豊かな23種類のブドウ
「森園」では巨峰やシャインマスカットだけでなく、合計23種類ものブドウを生産しています。
その一つが『マニキュアフィンガー』です。
先端にかけて色が濃くなるグラデーションがマニキュアを連想させることからその名が付きました。
■ブドウなのに「鼻に抜けてく風味がパインを感じます」?
さらに、「森園」でしか食べられないオリジナルブランドも存在します。
その名も『パイン』。
見た目はシャインマスカットに近い緑色ですが、食べると普通のブドウとはまったく異なる印象を受けます。
【秦アナウンサー】「後味が、酸味が普通のブドウよりはるかに強い。鼻に抜けてく風味が若干パイン(パイナップル)を感じます。酸味と甘みのバランスで、ものすごく美味しい」
価格は1kgあたり2,040円。
数量限定のオリジナルブランドだけあって、希少な一品です。
■「甘じょっぱい味わい」 ブドウづくしのカフェメニューも
農園から徒歩10分ほどの場所には「BOAT CAFE マルタガーデン」があります。
旬のブドウを使ったパフェやスムージー、そして変わり種の『ぶどうづくし農園ピザ バニラアイス添え(1,750円)』も楽しめます。
なんとも珍しいメニュー、『ぶどうづくし農園ピザ』を食べた秦アナウンサーは…
【秦アナウンサー】「ブドウを焼くとさらに甘みが強烈になって、ピザの生地の上にチーズが載っていますので、この甘みとチーズのしょっぱさで『甘じょっぱい』という味になって、ものすごく食欲が増進されるような味わいでした」
■巨峰は今が旬、シャインマスカットは来月から
巨峰はまさに今が食べごろのシーズン。
シャインマスカットは来月から旬を迎える予定です。
10年に1度の豊作を迎えた有田巨峰村。
入園は10月中旬ごろまでを予定していて、「60分食べ放題」のコースも用意されています。
(関西テレビ放送「newsランナー」2026年8月18日放送)
