今回の水迫畜産の不正表示を巡っては、商品の大半はご覧の鹿児島県内8つの市や町にふるさと納税の返礼品として納品されていました。
寄付額でみると枕崎市が約3億5300万円、南九州市が約2億4100万円など寄付総額は7億5500万円余りに上っています。
今回の水迫畜産の元取締役の逮捕を、自治体や食肉業界など、関係者はどのように受け止めたのでしょうか。
不正表示牛肉が使われた可能性がある返礼品を送った自治体からは、改めておわびの言葉が聞かれました。
南九州市・塗木弘幸市長
「寄付者の皆様をはじめ、市民の皆さまからの信頼を損なうことになり、誠に遺憾。厳粛に受け止めている」
鹿児島市・下鶴隆央市長
「今回の逮捕、捜査の容疑が本市のふるさと納税に関わるものかといった情報収集であったり、やはり意図的であったかどうか、ここが非常に重要。捜査の行方を注目しながら今後の対応をさらに検討したい」
枕崎市・前田祝成市長のコメントを代読
「ふるさと納税制度に関わる方々の信頼を損なう事態と受け止めている。改めて心からお詫び申し上げます」
一方、鹿児島の食の信頼を揺るがした今回の事件について、食肉業界からは憤りの声が上がりました。
県食肉生活衛生同業組合・肥後辰彦理事長
「逮捕されるのは時間の問題だろうということで話をしていました。組合も非常に迷惑な話。これはもう刑事事件なので、今までの取り組みを反省してもらい、鹿児島の黒牛の信頼を取り戻すために取り組んでいかないといけない」
また、塩田知事は今回の逮捕について「捜査中の事案であることからコメントは差し控えたい」としながらも、「食品の不適正表示が二度と発生することがないよう、国とも連携しながら食品表示制度の普及啓発の徹底に取り組んでいる」とコメントしています。
