14日午後1時、冠水した道路で動けなくなった車が置き去りとなっていた千葉・佐倉市。
すると、茶色く濁った水面に雨の波紋が。
そして、冠水している現場にまた雨が降ってきました。
記録的豪雨で甚大な被害が出た千葉県各地を14日、再びゲリラ雷雨が襲いました。
13日、レベル5大雨特別警報が出た千葉・四街道市でも午後4時前、横殴りの激しい雨に。
千葉県を襲った記録的豪雨。
一夜にして姿が一変した街では混乱が続いていました。
14日正午ごろの千葉・大網白里市。
一面が水に浸かった道路をサーフボードで移動する人の姿が見られました。
住宅街は一帯が冠水していました。
激しい稲光とともに住宅街を打ち付けた豪雨。
13日夜、大網白里市にはレベル5の大雨特別警報が発表され、緊急安全確保が出ました。
一夜明けた14日も大網白里市内では、茶色く濁った水が一面を覆う中、水しぶきを上げ走る車が。
住宅街の一角では、家族を助けに来た男性が。
助けに来た知人:
2階に今避難してる状態ですね。でも電気はもうつかないので。
自宅の1階が浸水し、身動きが取れなくなっている家族が2階に取り残された状態だといいます。
取り残された人:
もう昨日の夜、床上1メートルぐらいいってるみたいで、もうなんか冷蔵庫とか洗濯機とかぷかぷか浮いてる状態。
電話で連絡を取り合い、家に残っている家族3人と猫7匹は無事とのことで、2階の窓から手を振る姿が確認できました。
千葉県各地に甚大な被害をもたらした記録的豪雨では、これまでに8人の死亡が確認されています。
豪雨から一夜が明けた14日朝のJR千葉駅前には、バスやタクシーを待つ人たちで大行列ができていました。
13日午後10時ごろに千葉駅で撮影された映像では、ホームに雨水が滝のように流れ落ちていました。
駅構内も浸水し、乗客は水たまりの中を歩いていました。
各地で冠水被害が発生した千葉市では、公共交通機関が軒並みストップ。
帰宅困難となった多くの人たちが千葉駅の構内などで一夜を明かしていました。
朝を迎え、ようやく帰宅の途につけるかと思いきや、バスは運休だと告げられたのです。
係員:
申し訳ありません。2番乗り場のバスは、水没車両があちらこちらに止まっている状況で、バスが通り抜けできないので、全便運休が決定しています。
バスを待っていた親子は「電車に戻ってもう…運転再開を待つしかない」と話しました。
14日朝の千葉・四街道市では、道路上の至る所に車が置き去りにされていました。
フロント部分には草木が絡まったままとなっていて、かなりの深さまで冠水していたことが分かります。
車が水没して動けなくなったという男性が当時の壮絶な状況を明かしました。
車が水没した男性:
本当に見る見るうちに水かさが増えていっちゃって、あっという間の出来事というか、10分くらいですかね。
足元から入ってきた水は、あっという間に運転席まで迫ってきたといいます。
車が水没した男性:
今はエンジンがかからない。(水が)シートのすぐ近くまで。最初は前、この辺から入ってきた。進まなくなった。ギアも入らない。
そして、お盆休みの旅行を楽しむ人たちで混雑していた成田空港も14日朝は大混乱に。
13日夜、空港から出発する電車やバスが運休し、成田空港では一時、最大約7000人がターミナル内にとどまる事態となりました。
空港にとどまった人には、水や食料、寝袋などが配られ、ロビーには配給を求める人たちで長蛇の列ができました。
韓国から帰国した人:
昨日韓国から帰ってきて、1泊空港の中で過ごしました。
13日夜、駅周辺の一帯が一時冠水した千葉市中央区の蘇我駅前は、浸水の影響で砂や土で汚れてしまっていました。
店舗では片付け作業が行われていました。
薬局の前では、浸水した商品を袋に詰めて外に出している様子が見られました。
千葉県では、このあとも局地的に激しい雨となる恐れがあります。
地盤が緩んでいるところもあるため、土砂災害などの発生に十分な警戒が必要です。
