自作の「キノコ図鑑」で、自由研究の“全国トップ”に輝いた小学5年生の男の子が名古屋にいます。彼の手がけた図鑑の魅力とは?そして、世間に伝えたいキノコの魅力とは…?

■“キノコ目”で次々と…11歳キノコ博士 “出会い”は4歳

名古屋市内に住む小学5年生・三神達義くん(11)。一見普通の男の子ですが、ひとたび森へ入ると、次から次へとキノコを発見します。

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達義くん:
「学校でキノコが好きなのは僕だけです。僕の学年では、誰もがみんな知っています」

達義くんは、学校では知らない人がいないほどの“キノコ博士”なんです。

Q.どうやったらキノコを見つけられる?
達義くん:
「キノコを探す目のことを“キノコ目”と言ったりしているんですけど」

達義くんの影響で、両親もキノコ目になったのだそうで、取材した日も、愛知県岡崎市のくらがり渓谷で家族3人、持ち前のキノコ目で次々とキノコを見つけていきます。

キノコ探しを続けていると…。

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達義くん:
「え?すご!これ、セコチオイド型だったかもしれない!これ珍しい…普通のキノコが丸くなって、柄が短くなってトリュフみたいな形になるんですけど、その途中のキノコを『セコチオイド』といって…」

貴重なキノコを発見し、興奮する一幕もありました。

■自由研究コンクール全国「最優秀」!“足で稼いだ”キノコ図鑑とは

達義くんとキノコの出会いは、4歳のときだったそうです。

達義くん:
「4歳より前は植物が好きで、その時見た植物の図鑑にキノコがあって、植物はほとんど緑色で同じような形をしているのに対して、キノコは同じキノコなのに様々な色や形で、それが面白いと思ったのがきっかけです」

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その後、服や靴下もキノコ柄にしてしまうほど、キノコの魅力に憑りつかれた達義くん。

2025年、自作の「キノコ図鑑」が、小学館などが主催する自由研究コンクールで見事「最優秀賞」に選ばれ、全国3393作品の頂点に立ちました。

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そのキノコ図鑑には、達義くんのこだわりがたくさん詰まっています。

達義くん:
「キヌガサタケは竹林に生えるので、キヌガサタケの生えている所は竹の葉っぱなどが落ちている竹林にして、クロハツは草原で見たことがあるので草原にして、生えている場所の描き方を変えたりしました」

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フィールドワークで実際に見つけた21種類のキノコを、細部まで正確にイラストで再現しているほか、オリジナルの3コマ漫画なども交えてキノコの魅力をユニークに表現している点なども評価され、“全国トップ”に輝いたのでした。

■11歳キノコ博士の“毒キノコ”への思いと「将来の夢」

一方で、キノコというとついてまわるのが「毒キノコ」。2026年7月には、東京や大阪などの都心でも大量発生し、鳥取県米子市では食用と誤って食べ、男女3人が吐き気などをうったえる食中毒事案も発生しました。

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キノコといえば毒…そんなイメージに、11歳のキノコ博士は複雑な思いを抱いていました。

達義くん:
「キノコは『毒がある』という面もありますが、それ以上にかわいかったり、きれいだったり、格好よかったり、その魅力にしっかり気付いて、キノコのことをちゃんと正しく分かってほしいです」

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達義くん:
「キノコとの出会いは“一期一会”。一度生えたキノコでも、その日から全く生えなくなってしまったり、昨日生えていたキノコが今日は生えていなかったり。『わぁ毒キノコだー』などと言って、むやみに蹴散らかしたりなどはしないでほしい」

キノコを愛し、キノコに愛される達義くん。将来の夢は…。

達義くん:
「将来はキノコの研究者になりたいです。キノコから、今は治らない、治すのが難しいといわれている難病に効く薬を開発したい」

11歳のキノコ博士の未来に、期待が膨らみます。

東海テレビ
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