アメリカのトランプ大統領は、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡について「アメリカが完全に掌握している」と主張しました。これに対し、イラン側は「依然として封鎖している」と反論しています。
トランプ大統領は12日、自身のSNSで、ホルムズ海峡について「アメリカが完全に掌握しており、これを維持する」と投稿しました。
さらに、アメリカ軍によるイランの港湾封鎖を「鉄の壁」と表現した上で、イランの軍事力は壊滅状態にあり「何もできない」と主張しました。
一方、アメリカのウォールストリート・ジャーナルは、「海上の実態は異なる」と報じています。船舶の追跡データによりますと、8月11日に海峡を通航した14隻のうち、11隻がイラン側が管理する航路を利用していたということです。
また、海峡の通航量は、イランへの攻撃が始まる前の1日130隻以上から、7月には平均26隻まで落ち込み、低い水準が続いています。
こうした中、イランのペルシャ湾海峡庁は13日、「ホルムズ海峡は依然として封鎖されたままだ」とアメリカ側の主張に反論しました。
その上で、「イラン側の条件が受け入れられるまで、海峡が再開されることはない」としています。
ホルムズ海峡をめぐっては、イランとオマーンが交渉を続けています。
