現在の千葉・銚子市の様子では、白波がうねりを伴って岸に押し寄せているのが分かります。

台風15号はこのあと、数時間以内に関東に上陸しその後、首都圏を直撃する恐れがあります。

今回の台風は通常と逆方向に進んでいるのに加えて、短い時間にザッと大雨が降るゲリラ雷雨のような特徴があります。

11日銚子市では午前11時ごろの映像では、カメラに大粒の水滴がつくほどに激しい雨が降っていましたが、その1時間後、正午には雨はいったん小康状態となり、空も少し明るくなっているように見えます。

ところがその2時間後、午後2時には再び激しい雨が確認されました。

このあと首都圏では雨や風が更に強まる見通しで、交通機関にも影響が出始めています。
お盆を直撃した台風15号。

各地で見られたのは予定を前倒ししようという動きでした。

台風の影響が出ていたのは東京・浅草とお台場海浜公園を結ぶ観光船。
午後3時ごろ、11日の便が全て欠航となりました。

新潟から観光できていた家族連れは予定より早い便に変更したといいます。

そのあと、お台場海浜公園では雨が強く降ってきたことで人もまばらになっていました。

東京・竹芝と離島をつなぐフェリーにも欠航が相次いでいて、11日に八丈島に到着するはずだった便も欠航となりました。

「船が欠航の連絡入って、飛行機もきょうは羽田便が影響している。2割ぐらいのお客さまが残念ながらキャンセルしたり早期に帰られたり」と話すのは、八丈島にあるホテル「八丈ビューホテル」の宮代昌秀取締役支配人です。

午後5時30分現在、八丈島では海水浴場が全面遊泳禁止に。
その影響から、ホテルの屋外プールの利用率が例年の3割から4割増えたといいます。

八丈島では11日夜に花火大会が行われ今のところ、予定どおり開催できる見通しですが、台風15号による観光への影響を実感しています。

八丈ビューホテル・宮代昌秀取締役支配人:
宿泊業やダイビング事業者も大きなダメージと実感。商売あがったりだよという声も聞こえておりました。

じりじりと首都圏に迫ってきた台風の猛威。

空港では、お盆の帰省や旅の予定に影響が出ていました。

空の便は午後3時時点で、全日空が58便、日本航空が6便の合わせて64便が欠航となっています。

羽田空港の専用カウンターで見られたのは、台風の影響を避けるため航空便を早めようとする動きです。

カウンターで宮崎に帰るためのフライトを確認していた大学生たちは「(Q. 飛行機は飛びそうか)聞いたんですけど、もう厳しい。明日も探したがなかった」と話しました。

大学に入り、初めての夏休みで東京観光へ来たといいますが、宮崎へ帰る便を13日に変更することに。

待つこと、約4時間。
ついに、13日の午後1時20分に変更できました。

また、東京駅でも予定を早めたという人がいました。

JR東日本によりますと、東北新幹線は台風に影響により遅れや運休が発生する場合があるということです。

お盆を直撃し、多くの人が予定の変更を余儀なくされている台風15号。

現在、茨城県の東の海上にあって時速30kmの速度で西へ進んでいます。

このあと数時間以内に関東に上陸するとみられ、茨城県に上陸すると観測史上初めてとなります。

11日の深夜にかけて東京や埼玉などを通過するとみられています。