アメリカのトランプ大統領は10日、イランとの今後の交渉で、イランによる攻撃などの犠牲者への補償を求めるよう担当者に指示したと明らかにしました。
トランプ大統領は10日、自身のSNSで、イラン側が5カ月に及ぶ戦闘の損害賠償を求めていることについて、「興味深い考えだ」とした上で、「私も同様に、数々の戦闘などで殺害されたり、重傷を負ったりしたすべての人々への補償を要求する」と投稿しました。
さらに、「今後のあらゆる交渉に、この要求を明確に盛り込むよう担当者に指示した」と明らかにしました。
その後、追加で投稿し、「イランはレバノン、シリア、イエメン、ガザの人々に与えた損害や死についても責任を負うべきだ」と主張しました。
戦闘の損害賠償をめぐっては、イランの外交などを統括する最高安全保障委員会のゾルガドル前事務局長が8日、ホルムズ海峡の通航再開に向けた交渉条件の1つとして示しています。
イラン側が戦闘による損害の賠償を求める中、トランプ氏も新たに補償要求を交渉に盛り込むよう指示した形で、ホルムズ海峡の通航正常化に向けた協議への影響が注目されます。
