与野党は10日、「衆院選挙制度に関する協議会」の幹事会を開き、鈴木馨祐座長が衆院の選挙制度の在り方についてまとめた試案の骨子案を提示した。
骨子案では、重複立候補者が比例復活の当選に必要な得票数の基準について有効投票総数の「10分の1」から「6分の1」に引き上げることや、惜敗率の当選基準を新たに設けることを検討するとした。
鈴木座長は記者団に対し、「比例復活のあり方については、有権者からかなり疑念を持たれている状況もある」との認識を示し、「有権者の納得感が選挙制度では一番重要」と強調した。
また、比例名簿の登載者が不足した場合、他党に議席を譲渡するのではなく、「欠員」とする考えも示された。
各党で隔たりの大きい議員定数の在り方については明記されず、先送りとなった。
与野党は、9月末をめどに意見を集約したい考え。
