長野県安曇野市で発生した土石流の続報です。山小屋などにとどまっていた登山者は夕方までに全員下山したということです。県は今後、応急復旧を本格的に進める方針です。
茶色い爪痕を残した土石流。橋は跡形も無く、道路も崩れています。
安曇野市穂高有明の黒川沢では、8日夜の大雨で、土石流が発生し、沢にかかる県道の橋が流されました。
県道は北アルプス燕岳の登山口の中房温泉に通じていて、山小屋を含む3軒の宿泊施設でおよそ390人が一時足止めされました。
県が現場に仮の橋をかけ、9日夕方から歩いて渡って下山できるようになったということです。
下山した人は、市の用意した車で近くの駅などへ向かいました。
下山した人:
「ものすごい岩が落ちていたり、木が倒れていたり、川の水の勢いもけっこうすごくて、よくけが人がいなかったなという感じ。いろんな方が動いてくださって、ここまで帰ってこれた。車を上に放置したまま、橋が復旧したら車を取りに行く」
県によりますと、山小屋などに残っていた登山者は、従業員をのぞいて、10日夕方までに全員下山したということです。
仮の橋については、台風接近や復旧工事のため、10日午後5時以降、通行止めとしています。
県は今後、2週間程度をめどに、車両の通行ができる応急復旧を進める方針です。
