東京・世田谷区の交差点で2026年4月、70代の男性をはねて死亡させた疑いで逮捕されていた元配送業の30代の男。

男は「寝ないように気を張っていなければ眠りに落ちてしまう状態なのは自覚していました」と話しています。

男はある持病を抱えていました。
それは、睡眠時無呼吸症候群です。

寝ている時に無呼吸を繰り返すことで、日中に強い眠気が生じることがある病気。
自覚がないまま進行することも多く、日本では潜在的な患者が900万人を超えるとされています。

警視庁によりますと、車で荷物を運んでいた男は、運転中に睡眠時無呼吸症候群の影響で意識を喪失。
車はそのまま約1km走行したあと、信号を無視して交差点に進入。
横断歩道を渡っていた70代の男性をはねたということです。

さらに運送業を無許可で行っていた疑いで、6日、書類送検されました。

男は2025年、重度の睡眠時無呼吸症候群と診断され通院していましたが、独断で治療を打ち切っていたといいます。

運転していた男は「医療器具を使うのが苦しく、煩わしかった。常に眠気があったが、収入を得るために仕事を続けていた」と話しています。

こうした事故は東京・練馬区でも。

2026年1月、自転車の女性を車ではね、けがをさせたとして、40代の男が6日、書類送検されました。

男は重度の睡眠時無呼吸症候群と診断され、治療を続けていたということです。