6日、お昼過ぎの東京・神田で激しい雨が降り出しました。ゲリラ雷雨です。

台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む影響で天気が急変。
突然の雨に建物の下で雨宿りする人や通りを歩く人の姿が消える場面もありました。
江戸川区では、激しい雨の影響で土のグラウンドに筋状の水たまりがあちらこちらにできていました。

関東にゲリラ雷雨をもたらす台風13号は、沖縄・南大東島に接近しています。

午前6時半前の沖縄・南大東島では、コバルトブルーの海が一変し白波が押し寄せ、堤防を打ち付ける波は高く舞い上がっていました。

気象衛星「ひまわり」の映像を確認すると、台風13号の渦を巻く雲が大きく、中心にある台風の目も見えています。
さらに、その東側で渦を巻く雲が大きくなりつつある台風15号が見えます。

今、ダブル台風が夏休み中の列島に迫りつつあります。

南大東島を朝から取材している中で台風による影響が起きていました。倒木被害です。
道路を大きく塞ぐように木々が倒れている場所もありました。

午後0時41分に最大瞬間風速31.1メートルの暴風を観測しています。

雨も激しく降り出し、アスファルトをたたきつけていました。
雨どいから排水される水は噴き出していて、横殴りの雨の影響で視界もかすむほどの激しさとなっていました。
最大瞬間風速55メートルの暴風が予想されていて、台風の直撃に備え避難所が用意され、11人が避難していました。

南大東村消防団リーダー・玉那覇丈さん:
けがとか家屋の倒壊などが何事もないように祈るばかりなのですが、そこが心配。

夏休みを直撃する今回のダブル台風。
観光業にも影響が出ています。

南大東島はサンゴ礁が隆起してできた島。
鍾乳洞などの秘境探検ツアーなどが夏休みの人気レジャーとなっています。

台風の直撃を受け、ツアーを運営する「オフィスキーポイント」の東和明代表は「10人はキャンセルになっていますね。収入的には痛いですね」と話します。

高波が続くことで「船で運ばれる物資が不足するのでは」と心配の声が上がっています。
そして、台風13号から遠く離れた関東でも影響が出ています。

千葉・鴨川市にある前原海水浴場は、赤旗が出され、遊泳禁止となっていました。

鴨川ライフセービングクラブ・円城寺惇也さん:
沖の方から強い波が来て。(Q.泳ぐことは)大変危険ですね。波にのまれちゃうってのもあるし、波にパワーがあるので人間の力じゃ勝てない。

例年ならこの時期、約300人の海水浴客がいるとのことですが、6日は人の姿もまばらでした。
海には入れず浜辺でサッカーをしていた男性たちは「めっちゃ暑いので、こういう時に海入ったら気持ち良いと思うので、今日入れなかったのは残念」と話していました。

ライフセーバーは遊泳禁止の海をパトロール。
海に入ろうとした人たちに注意喚起するなど、危険な海に目を光らせていました。

6日で3日連続の遊泳禁止となったことに、海の家からは嘆き節が。

海の家Moana・石井勇次さん:
波があるとお客さん入れられない。アクティビティジェットスキーとか、そういうのも全部お客さんキャンセルして。3日で100件くらい、(売り上げ)100万ぐらいいくかも。大打撃ですよ。通常満席になっているので、それが0。あともう2日間くらいだめなんで。

台風13号が大陸の方へ行ったあと、すぐに台風15号が接近するためしばらく影響が続くといいます。

沖縄地方を直撃する台風13号。
台風15号はお盆休みの関東から北海道に打撃を与えそうです。

SNSには「毎回台風と一緒に北海道旅行しててもう笑うしかないw」といった投稿がありました。
投稿者は台風15号が北海道に接近する恐れがあるタイミングで北海道旅行を計画していました。

北海道旅行を計画中の男性:
2022年なんですけど、北海道にフェリーで向かおうと思ってた時に、ちょうど台風が同じ進路で直撃してきて。北海道って広大な大地じゃないですか、そういう風景とかをいっぱい撮りたいなと思っていたけど、天気があまりよろしくなさそう。

夏休みを直撃するダブル台風。
最新の進路などに注意が必要です。

台風によって湿った空気が流れ込む影響で各地で天気が急変しています。

午後1時の東京スカイツリーの情報カメラの映像を見ると、画面左から黒い雨雲が接近してきます。
すると辺り一帯が雨で白くかすみ。ゲリラ雷雨が発生しました。

東京都心や関東では、このあとの帰宅時間帯にも天気が急変しやすく、道路の冠水など最新の情報に注意が必要です。