富山県内の最低賃金は現在よりも57円引き上げられ、1119円となる見通しとなりました。
富山労働局長の諮問を受けた最低賃金審議会は5日の会合で、県内の最低賃金を現在の1062円から57円引き上げ、1119円にすることを答申しました。
最低賃金の引き上げは、消費者物価指数が上昇している上に、日銀が来年度にわたって継続して物価が上昇する見通しを示していることなどを踏まえたものです。
引き上げ幅の57円は、過去最も大きかった去年に次いで2番目に大きくなっています。
富山県内の最低賃金は、5年前は877円でしたが、物価高騰などを背景に直近の5年間で240円以上引き上げられています。
答申では、企業で、賃上げの原資となる価格転嫁の交渉が十分進んでいるとは言えないとして、政府に対し中小企業や小規模事業者への支援策を拡充するよう求めるとしています。
改正された最低賃金は今年10月1日から適用される予定です。
