地震発生から9日目、被災地では猛烈な暑さの中、復旧作業が行われました。
八代市では長引く断水の中、井戸水を一般に開放し、自由に給水できる場所もあり、列ができていました。
妹の家が被災した 清水澄男さん(77)
「きのうの雨で部屋の中が水浸しになった。大ごとだった」
けさ、氷川町では厳しい暑さの中、地震で瓦が落ちた屋根の応急処置が行われていました。
こちらの住宅では「取り急ぎ、寝る場所だけでも確保しよう」と片づけを進めていたそうですが、4日の急な雨で雨漏りし、天井にはシミが出来ていました。
清水 澄男さん(77)
「養生しても、台風で持つかどうかが分からない」
建設業者には、「お盆休みや台風より前にブルーシートだけでも被せてほしい」と応急処置の依頼が増えているということです。
連日の猛暑、身体に応える厳しい環境での作業が続きます。
丸昭建材 城戸 耕治さん
「30分から1時間で屋根から降りて、水分補給する」
寺田菜々海アナウンサー
「八代市鏡町です。地元の企業が駐車場を一般開放して、ボランティアなど民間から集まった支援物資を地域の人に提供しています。そして奥では、井戸水を無償で提供しています」
八代市鏡町の建設業・吉田総業では地下深くからくみ上げた冷たい井戸水を一般に開放し、無償で提供しています。時間は朝8時から夜8時までで全国のボランティアから届く飲料水や衛生用品など支援物資を配布する拠点にもなっています。
こちらのご家族は生後3カ月の赤ちゃんのおむつなどを受け取っていました。
4人の子どもを育てる母親
「お風呂が入れないのと、水が出ない、何もできない。給水した水でしか生活できないので困っている。(赤ちゃんの)お風呂は汲んだ水とか給水タンクの水でやって大変」
男の子
「遊びたい…外で遊びたい」
地震発生から9日目。自宅に留まって生活する被災者からは「支援物資が避難所などに集中していて、在宅避難者には届いていない」という声が聞かれていて、寄せられた物資をいかにして被災者一人一人に届けるかが課題となっています。
