民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、調剤薬局を運営する長野市の浅川薬品は、7月31日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。
同社は、2006年11月に設立された医薬品の小売業者で、長野市で「すみれ調剤薬局」1店舗の運営を手がけていました。
しかし、2018年11月に近隣のドラッグストア内に調剤薬局がオープンするなど競合が激化。さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて売り上げは低迷し、収益も悪化して、運転資金や赤字補填資金を借入金などで補っていました。このため「事業再構築補助金」を得て、2023年5月にはそろばん教室の運営も加えましたが、近年の年売上高も 2300万円から2500万円程度にとどまり業況回復には至らず、財務面は債務超過に陥るなかで資金繰りはひっ迫。先行きの見通しが立たなくなったことから、事業の継続を断念したということです。
負債は調査中ですが、約7000万円を上回るものとみられるということです。
