10年前に続いて再び〈大地震の被災地〉となってしまった熊本県。7月28日の地震から8月4日で1週間です。被災地では今も断水となっている地域があり、厳しい暑さのなか、懸命な復旧作業が続けられています。
地震から1週間。被災地を苦しめているのは長引く『断水』。八代市では朝から給水車に被災者が水を求めて集まる光景が見られました。
水を受け取りに来た人:
「(生活に使う水で今一番足りないのは)身体を拭くやつですね。あとはトイレ」
震度7の揺れが襲った氷川町でも断水が続いています。イチゴ農家の松村信夫さんは自宅が倒壊。ガレキの隙間から逃げ出し一命をとりとめました。農家の命綱とも言える水は3時間ほどかけて別の地域から汲んできて、イチゴの世話をしています。
松村信夫さん:
「(元の生活に戻るまで)1~2年はかかるだろう。まずは国や県に(公費解体で)更地にしてもらわないと」
同じく震度7の被災地・宇城市。傷ついた建物ながら再開を果たしたクリニックがあります。
FNN取材団・早瀬純哉記者:
「宇城市にあるこちらの歯科クリニックでは断水が続く中、井戸水を使って診療を再開しています」
大久保歯科クリニック・大久保和之院長:
「ストレスもあるし、歯もあまり磨けないとか口内炎もあるだろうし。患者さんが心配だから。困っていると思うから(再開した)」
『災害級の暑さ』から命を守るため、被災地ではエアコンの設置が急ピッチで進められています。
避難所となっている宇城市の松橋中学校の武道場。3日時点で4世帯9人が身を寄せています。体育館の中ではエアコンが並んでいました。
そして氷川町では…
FNN取材団・鳥越賢太郎記者:
「倒壊した家のすぐそばに設置されたインスタントハウスでは、エアコンが設置されています」
インスタントハウスはドーム型の簡易仮設住宅です。
利用する人:
「かなり涼しい。ボランティアで設置していただいて。足を伸ばしてゆっくり眠れるのでリラックスできる」
