今回の熊本地震と同じ、震度7の揺れに見舞われた能登半島地震の被災地から「恩返し」の支援です。石川県輪島市の料理人などが、避難所となっている八代市の小学校などで炊き出しを行いました。
避難所となっている八代市の鏡小学校で炊き出しを行う男性、石川県 輪島市 町野町の料理人、冨成寿明さんです。
(石川県輪島市の料理人 冨成 寿明さん)
「個人的に”恩返ししたい”という気持ちもあったので、急いで駆けつけた」
おととし発生した能登半島地震と豪雨で、経営する飲食店が被災した冨成さん。それでも地元の為にと、炊き出しを続けてきました。
(冨成 寿明さん)
「僕も料理人なので、やっぱりこっちに集中したい気持ちもあるんですけど、でもやっぱり、困っている人がいると、何とかしたいなという思いがあるので」
この時、熊本から駆けつけたボランティアに助けられた冨成さん。店はまだ再建中ですが、それでも今回、熊本へ向かう決意をしました。
(冨成 寿明さん)
「熊本の皆さんにすごく助けていただいたので、その皆さんに恩返しがしたいなという思いです」
冨成さんは7月30日、ボランティア団体「北陸チャリティーレストラン」の一員として、熊本に向かいました。そして翌日、震度6強を観測した八代市に入りました。
この日、猛暑日となった八代市。猛烈な暑さの中、まずは小学校に避難している住民にかき氷を振る舞いました。
(避難している人)
「本当ありがたいですよ、身体の内側から冷やせるので」
「おいしかです」
「最高です、ありがたいです」
(冨成 寿明さん)
「暑さが厳しいので、まずは冷たいものを食べてもらって、ほっこりしてからゆっくり食事をしてもらえるとうれしいなという思いで、かき氷も提供した」
その後、炊き立ての白ご飯と筑前煮、大豆とひじきの煮物が入ったお弁当およそ200食が被災者に振る舞われました。
(冨成 寿明さん)
「困っている所に一日でも早く駆け付けて、僕の経験を熊本の皆さんにお伝えして、熊本の復興だったり食事の支援がうまくいったらいいなという思い」
「能登の恩返し」同じ「震度7」を経験した被災地からも、温かい支援が熊本に届けられています。
