気象庁は今回の熊本地震について「断層のずれ」によるものと発表しました。専門家は、佐賀県も断層があることや地盤が柔らかいことから注意を促しています。
【佐賀大学教育学部・角縁進教授】
「佐賀は安全だということではなくて近くに断層もあってその断層がいつ動くかも分からない」
話しを聞いたのは、地質学に詳しい佐賀大学の角縁進教授です。
7月、震度7を観測した熊本地震について気象庁は、断層が水平方向にずれる「横ずれ型」の地震と発表しました。
県内でも小城市から吉野ヶ里町付近にのびる佐賀平野北縁断層帯は、活断層の1つで地震への備えが必要です。
【佐賀大学教育学部・角縁進教授】
「今後動く可能性が高い、地震を起こす可能性が高い。そういった断層帯が佐賀平野の北部にあると知っておく必要がある」
また、平野部の地盤の柔らかさが被害を大きくする可能性があると警鐘を鳴らします。
【佐賀大学教育学部・角縁進教授】
「プリンの上に住んでいるようなもの少しの揺れで増長される」
県が2014年にまとめた、佐賀平野北縁断層帯の地震による被害想定では最大で死者が約4300人、負傷者が約1万6000人とされています。
角縁教授は地震の備えで大切なのは「正しく恐れること」と話します。
【佐賀大学教育学部・角縁進教授】
「ハザードマップを見て地震が起きることを前提に正しく恐れて生活することが大切」
県内にも活断層がありますのであらためて、地震への備えの確認をお願いします。
