女子サッカー岡山湯郷ベルは7月31日、元なでしこジャパンGKの福元美穂選手(42)が同日付で現役を引退すると発表しました。

福元選手は鹿児島県出身。高校卒業後に岡山湯郷ベルへ加入し、INAC神戸やサンフレッチェ広島レジーナなどでも活躍。2025年に岡山湯郷ベルへ復帰し、1シーズンで現役生活に幕を下ろすことになりました。なでしこリーグ通算281試合に出場しました。

日本代表では81試合に出場し、2011年FIFA女子ワールドカップ優勝、2012年ロンドン五輪銀メダル、2015年女子ワールドカップ準優勝など、日本女子サッカー界を代表する守護神として活躍しました。

10月25日に行われる2026プレナスなでしこリーグ1部第22節で引退セレモニーが予定されています。

【福元美穂選手 コメント全文】
いつも温かいご声援をいただき、本当にありがとうございます。
シーズン途中ではありますが、この度、サッカー選手を引退することを決めました。
勝つために、チームのために、一日一日を大切に過ごしてきたので、後悔はありません。
大好きなサッカーをこれほど長い間続けられ、たくさんの方々に応援していただけて、本当に本当に幸せな時間でした。

小学3年生の時、兄の影響で始めたサッカー。
地元・指宿でのびのびとサッカーをさせてもらい、大好きになリました。
神村学園高等部で日本一を目指し、熱い指導者と仲間と必死に過ごした日々は、私の原点であり大切な思い出です。
そして、高校卒業後の2002年から所属し、長いサッカー人生の始まりとなった岡山湯郷Belle。
ゼロからスタートしたクラブと共に成長できたこと、満員の美作でプレーできたこと、皆様と一緒に世界と戦えたことは、最高の思い出です。
ここに来ていなければ、今の私はありませんでした。

その後、もう一度サッカーをする機会を与えてくれ、世界を広げてくれたINAC神戸レオネッサ。
チャレンジさせてくれた ちふれASエルフェン埼玉。
奇跡のチームに出逢わせてくれ、たくさんの感動と喜びを与えてくれたサンフレッチェ広島レジーナ。
成長させてくれたなでしこジャパン。
これまでお世話になった監督、コーチ、ドクター、トレーナー、クラブスタッフ、チームメイト、スポンサー各社、そして応援してくださった皆さん。
目を閉じると、皆さんの顔が思い浮かびます。
今日まで走り続けることができたのは、これまで関わり、支えてくださったすべての皆様のおかげです。

2016年に、長年情熱を注ぎ続けた湯郷Belleを一度離れたとき、ここに戻ることはないと思っていました。
そして、そのことがずっと心に引っ掛かっていました。
昨年5月、勇気を出して復帰させていただき、約1年間、またこのユニフォームを着
て戦い、ここで引退できたことで、人生のミッシヨンを達成できたと感じています!

私はサッカーを通して、互いを尊重し、信頼し、協力することの素晴らしさを学びました。
後悔なく、前を向いて次のステージに進みます。
この先のことはまだ何も決めていませんが、これまでの経験を生かし、自分らしく進める道をゆっくりと探していきたいと思います。
これまで関わってくださった、そして支えてくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。

クラブは今、変革の時期を迎えていますが、これからも引き続き、岡山湯郷Belleを温かく応援していただけたら幸いです。

長い間、本当に本当にありがとうございました。

岡山放送
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