7月28日に最大震度7を観測した熊本地震を受けて、岡山・香川で支援の動きが広がっています。

気象庁によりますと28日午後4時27分ごろ、熊本県中部を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、熊本県宇城市と氷川町で最大震度7を観測しました。

岡山・香川の各地の震度はご覧の通りで、真庭市で震度3、岡山市南区、倉敷市、高松市、坂出市などで震度2を観測しています。これまでのところ岡山・香川でこの地震による被害の情報はありません。

岡山市消防局は28日夜、消防庁からの要請を受け、「指揮支援部隊」や「統合機動部隊」など64人の隊員を熊本県八代市に派遣し順次、救助活動などにあたるということです。

中国地方5県からなる知事会は臨時のオンライン会議を開き被害状況や支援体制の方針などを共有しました。

会議には岡山県の伊原木隆太知事が参加。支援対策本部の設置が決まり、熊本県の被害状況や支援体制の方針などが共有されました。

岡山県では7月28日夜、県内の消防が「指揮支援部隊」や「統合機動部隊」など158人の隊員を派遣した他、県警が「広域緊急援助隊」の警察官約30人を熊本県に派遣し、29日朝から現地で救助活動などにあたっています。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「要請されて初めて準備を始めるようなことは絶対にしない。すでに要請されたつもりで準備を進め要請があればすぐに動けるよう今も動いている」

県は職員の派遣や物資の支援についても準備を進めているということです。

一方、総社市は29日朝、「災害時相互応援協定」を結ぶ熊本県益城町に支援物資を届けるため、危機管理課などの職員4人を派遣しました。

益城町では震度6強を観測し、多くの世帯が断水していて総社市は飲料水や発電機の他、簡易トイレといった衛生用品などを届けます。職員は物資を届けた後も現地に残る予定で、情報収集などを行うということです。

(総社市 片岡聡一市長)
「西日本豪雨の時に熊本から大変な支援を受けた。あの時の恩を今回絶対に返したい」

また、国土交通省四国地方整備局は緊急災害対策派遣隊、TEC-FORCEを派遣することになり、29日朝、高松市で出発式が行われました。濱田向啓事業調整官など道路や河川などの専門家4人が九州地方整備局に先遣隊として派遣され、列車で九州に入り、被災状況を確認します。

(四国地方整備局企画部 濱田向啓事業調整官)
「現地はまだ余震が続いている。身の安全を確保しながら、地域の方々の安全・安心につながるように調査を進めたい」

四国地方整備局では必要に応じて追加の人員を投入することにしています。

岡山放送
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