真夏の田んぼで早くも年の瀬の支度が始まりました。津山市で正月のお飾りに使う稲の青刈りが行われています。
強い日差しが照りつける中、まだ穂が出ていない青々とした稲が刈り取られていきます。稲は、津山市の田邑地区に古くから伝わる「作州飾り」の材料として使われます。
作業に当たるのは、農事組合法人、「アクト神代村」のメンバーで、地域の伝統を守ろうと5年前から稲を栽培しています。「作州飾り」はかつて、津山市内の多くの農家で作られていましたが、作り手は、次第に減っているということです。穂が出る前の稲は、葉が青く茎も長く伸びているためお飾りを作るには適しているということです。
(農事組合法人アクト神代村 植本幸男代表理事)
「神様に対してありがたいという気持ちがあって続いている。その気持ちが薄くなっているのが残念だが、そういう気持ちを残していこうとやることになった」
青刈りは、8月上旬までにあと2回行われるということで、刈り取られた稲で作られた「作州飾り」は、12月に地元の「道の駅久米の里」で販売されるということです。
