熊本市電の立て直しの最中、またインシデントが発生しました。27日午前、熊本市中央区で市電の運転士が信号無視。さらに、前輪と後輪がそれぞれ違うレールに入り、一部区間で運休となっています。
【熊本市交通局】
「誠に申し訳ありません」
熊本市交通局によりますと、インシデントが発生したのは27日午前10時40分頃。熊本駅行きの1両編成の車両が、中央区大江の交通局の車庫から出た後のレールの分岐点で起きました。
【尾谷 いずみ キャスター】
「近くの歩道橋から車両を見ることができます。1両編成の車両です。一方の車輪は直進するレールへもう一方の車輪は交通局の車庫へ向かうレールに乗っています。車体は一部車道にはみ出しています」
交通局から熊本駅方面に向かう際はいったん、健軍町方面に出た後、反対側に折り返します。
交通局によりますと、通常通り、監督者が手動で分岐器を熊本駅方面に切り替える操作を行ったものの、何らかの原因で完全には切り替わらなかったということです。
さらに、市電用の停止信号が出ていたものの、運転士が誤って進行。前輪と後輪が異なるレールに進入しました。
当時、乗っていたのは運転経験10カ月の男性運転士1人で、けが人はいませんでした。
市交通局はインシデントに該当するとして、九州運輸局に報告。
市電をめぐっては、おととし1月以降、今回を含め計22件のトラブルが発生しています。
九州運輸局から現場保全の指示があったため、水道町と国府(こくぶ)の間を運休。再開めどは立っていないということです。
※27日午後6時時点の情報です。
