南インドカレーから郷土料理まで約65種類のメニューが揃う岐阜市役所・大食堂。まるで街の人気レストランのような食堂の人気の秘密を取材しました。
■利用客の8割が一般客…岐阜市役所の大食堂
約100席ある岐阜市役所の大食堂。ランチタイムには大勢の人でにぎわいます。

利用客:
「市の職員ではありません。図書館に用があって寄りました」
羽島市から来た利用客:
「アクセスがよくて駐車場もあるので、利用しています」
運営会社の担当者:
「庁舎内の職員の方が約2割。約8割は市民の方にご来店いただいています」

利用客の約8割が一般客。人気の理由は、アクセスの良さだけではありません。
利用客:
「メニューがたくさんあって楽しい。本格的な南インドカレーはスパイシーでおいしいです」
別の利用客:
「メニューは和洋中、いろいろあるので楽しみです」

人気の理由の1つが、市役所の食堂とは思えないほど豊富なメニューです。「ざるうどん(冷)」(500円)をはじめ、週替わりの「皿うどん」(550円)、たっぷりのタマネギに特製ダレを絡めた「豚生姜焼き定食」(950円)、だしが効いた「自然薯とろろ定食(小)」(820円)など、お値打ちな料理が並びます。

さらに、3種類の南インドカレーを味わえる「3種のカレープレート」(1300円)など、本格的なカレーメニューも人気です。
■キッズメニューから地元の郷土料理まで
利用客:
「キッズメニューを見つけて、子連れ前提ってすごいなと思いました」

「キッズプレート」(900円)もあり、大人も注文できます。
利用客:
「地元の郷土料理が提供されるのはいいと思います」
ご当地メニューも充実。飛騨高山の郷土料理「漬物ステーキ定食」(890円)や、飛騨・奥美濃で親しまれる「けいちゃん定食」(980円)、さらに岐阜市のソウルフード「天ぷら中華」(1150円)など、約65種類のメニューが揃っています。

人気の理由はメニューだけではありません。テラス席では、天気が良ければ金華山と岐阜城を眺めながら食事を楽しめます。
利用客:
「すごい気持ちがよくて、子供たちも気に入っています」
■外食チェーンのノウハウを活用した食堂
役所の食堂らしさを感じさせず、一般利用が多い理由は、その運営方法にあります。
運営会社の担当者:
「当社は路面店の居酒屋やカレー専門店も展開しております。そういった今までのノウハウをこの食堂に集約させています」

この食堂を運営しているのは、外食チェーンを手がける会社。そのノウハウが、メニューや店舗づくりに生かされています。
担当者:
「社員食堂の枠にとどまらない、市民の方に愛される食堂を目指しています」
物価高の時代、お役所ランチは市民に愛される存在となっていました。

