猛暑が続く中、長野県内では7月22日までに高齢者3人が熱中症の疑いで死亡しています。飯田市の高齢者施設では、利用者の体調確認や室内の温度に気を配りつつ、暑さを乗り切るための体力維持をサポートしています。
朝から強い日差しが照りつけた飯田市。
デイサービス「オレンジ」に70代から90代の利用者が集まりました。
看護師:
「夜は寝れた?」
まずは看護師が体温、血圧などを計測して体調を確認します。
ここは健康づくりをメインにした施設で体力に合わせた運動をサポートします。
運動中の利用者:
「暑いと汗が出るんだけど、クーラーをきょうは効かせてくれた」
(記者リポート)
「デイサービスでは熱中症予防のため、こちらの表を指標にエアコンの温度設定をしています」
こちらは気温と湿度で熱中症リスクを示す指標。
施設を運営「わくわく」・石田将之部長:
「室内の気温が26℃。湿度が32%。ほぼ安全圏内に入るような形」
室内の温度と湿度から、安全圏を示す範囲内になるよう調整しています。
「個人の感覚だと、暑がり、寒がりで変わってしまうので表があることで統一した目安になるのかなと」
自宅での体調変化などもしっかり聞き取ります。
利用者:
「血圧が下がっちゃったんだ」
スタッフ:
「よくなった?ご飯も食べられた?よかったよかった」
施設を運営「わくわく」・石田将之部長:
「声掛けに反応が薄かったりとか、目をつぶられたりは異変として出てくると思うので注意して見ている」
利用者が日常生活で注意していることは?
利用者(87):
「ここへお世話になるときも、朝、エアコンはつけておいて、できるだけエアコンを切らないように」
利用者(90):
「やっぱり体操は必要だと思っている。毎日歩く、予定は2000歩だけど暑くて外に出られないね」
猛暑で外出の機会が減ると体力の低下につながるため、施設では安全に体力を維持できるようサポートしたいと考えています。
施設を運営「わくわく」・中山陽平代表:
「この時期、外に出かけるのは難しいですけど、出掛けないとなるとフレイルや虚弱的な体になってしまうので、暑いけれど(施設では)涼しく運動できるので、休まず出てきてもらうのが予防になるのかなと」
