プレスリリース配信元:ベンチャーサポートコンサルティング株式会社
起業家支援を専門とするベンチャーサポート税理士法人(所在地:東京都渋谷区、代表:中村真一郎)は、会社設立を経験した代表者を対象に、「会社設立の進め方・専門家活用」に関する調査を実施しました。
【会社設立の進め方・専門家活用に関する調査トピックス】
●会社設立の相談先は「専門家」が5割強。その他の相談先は1割未満に分散
●会社設立前の不安は「必要書類・費用」に集中、全体の半数が実感
●会社設立に関する情報収集は「ネット検索」「知人・経営者仲間の紹介」が主流
●会社設立で専門家を利用した層は8割強。「税理士」が最多の回答に
●外部サポートに支払った費用の総額は「5万円未満」が4割強。無料活用も選択肢に
●専門家選びは「対応力」や「実績・専門性」重視が4割強。迅速・正確な対応を期待
●会社設立で苦労した人は8割強。「必要書類の作成や役所への提出」が最多
●会社設立の進め方に「後悔・反省あり」は4割強。評価が分かれる結果に
●後悔・反省は「自分で進めた」層の回答がやや目立つ傾向に。無料相談への後悔が4割弱
●会社設立経験者が今振り返って任せたい相手は「税理士」が5割弱。税務・融資までを重視
【調査概要】
1. 調査方法: インターネット調査(セルフリサーチツール「サクリサ」)
2. 調査の対象:株式会社または合同会社を設立した経験を持ち、現在も当該法人の代表権を有している経営者・役員(20歳~60歳の男女)を対象に実施
3. 有効回答数:106名
4. 調査実施期間:2026年6月22日 (月)~2026年6月29日 (月)
株式会社または合同会社を設立した経験を持ち、現在も当該法人の代表権を有している経営者・役員
(20歳~60歳の男女)を対象に実施。
■会社設立の相談先は「専門家」が5割強。その他の相談先は1割未満に分散

Q1:会社設立にあたり、主に誰(どこ)に相談しましたか?最も当てはまるものを1つ選んでください。
・専門家(税理士や司法書士など):53.8%
・公的機関(商工会議所など)の無料窓口:8.5%
・起業経験のある知人:8.5%
・専門家以外の家族・友人・仕事仲間:4.7%
・誰にも相談していない:24.5%
会社設立時の主な相談先については、「専門家(税理士や司法書士など)」が53.8%で過半数を占め、最多となった。次いで「誰にも相談していない」が24.5%、「公的機関(商工会議所など)の無料窓口」「起業経験のある知人」が共に8.5%、「専門家以外の家族・友人・仕事仲間」が4.7%と続く結果となった。
「知人」や「家族・友人・仕事仲間」といった身近な人よりも「専門家」への相談が多い背景には、会社設立に伴う法務・税務手続きの複雑さ・専門性の高さがあることがうかがえる。一方で、「誰にも相談していない」という回答も一定数見られ、昨今の情報検索環境の充実や設立手続きを補助するサービスの普及が、自力で会社設立を進める選択肢につながっていると推察できる。
■会社設立前の不安は「必要書類・費用」に集中、全体の半数が実感

Q2:会社設立の手続きを始める前に、不安だったことは何ですか?最も当てはまるものを1つ選んでください。
・手続きの流れや必要書類がわからない:31.1%
・費用がいくらかかるかわからない:18.9%
・会社設立後の税務・経理に対応できるか不安:7.5%
・法人化すべきかどうかわからない:6.6%
・誰に何を相談すればいいかわからない:5.7%
・資金調達ができるか不安:5.7%
・特に不安はなかった:24.5%
会社設立の手続きを始める前に感じた不安については、「特に不安はなかった」が24.5%となった一方、7割強が何らかの不安があったことが確認された。「手続きの流れや必要書類がわからない」が31.1%で最多となり、「費用がいくらかかるかわからない」18.9%と合わせると、全体の半数を占めることが明らかとなった。また、その他の回答は各1割未満に分散する結果となった。
「手続きの流れや必要書類」、「費用面」など、会社設立の初期段階で把握すべき項目に不安が集まりやすい傾向が示された。会社設立では、定款の作成や法人登記、会社設立後の届出など複数の手続きが発生するため、一連のプロセスや費用の内訳が見えづらいことが、不安につながっていると考えられる。一方で「特に不安はなかった」という回答も一定数見られ、会社設立に関する情報が以前より入手しやすくなっている点に加え、回答者ごとの知識・経験の違いも、不安の感じ方に影響していると推察できる。
■会社設立に関する情報収集は「ネット検索」「知人・経営者仲間の紹介」が主流

Q3:会社設立に関する情報や相談先を探した方法を教えてください。(複数回答可)
・インターネット検索:47.2%
・知人・経営者仲間の紹介:40.6%
・商工会議所・自治体の案内:24.5%
・SNS(X、YouTube、Instagramなど):11.3%
・オンラインの会社設立支援ツール(マネーフォワードなど)の案内:7.5%
・探していない(以前からの付き合い、すべて自分で実施など):18.9%
会社設立に関する情報や相談先を探した方法については、「探していない」が18.9%となった一方、8割強が何らかの方法で情報や相談先を探していたことが確認された。探した方法としては「インターネット検索」が47.2%で最多となり、次いで「知人・経営者仲間の紹介」が40.6%、「商工会議所・自治体の案内」が24.5%と続く結果となった。
「インターネット検索」が上位となったのは、デジタル環境の普及により、会社設立に関する情報へ手軽にアクセスできるようになったためと推察される。また、「知人・経営者仲間の紹介」は、身近な人からの情報や紹介による安心感が重視されていると考えられる。さらに「商工会議所・自治体の案内」の選択も見られたことから、地域の窓口や公的な支援情報を求める層も一定数存在することが示された。
■会社設立で専門家を利用した層は8割強。「税理士」が最多の回答に

Q4:会社設立の手続きで、利用した専門家を教えてください。(複数回答可)
・税理士:58.5%
・司法書士:38.7%
・行政書士:18.9%
・社会保険労務士:16.0%
・弁護士:15.1%
・その他:1.9%
・専門家は利用していない:18.9%
会社設立の手続きで利用した専門家については、「専門家は利用していない」が18.9%となった一方、8割強が何らかの専門家を利用していたことが明らかになった。利用した専門家としては「税理士」が58.5%で最多となり、次いで「司法書士」が38.7%、「行政書士」が18.9%、「社会保険労務士」が16.0%、「弁護士」が15.1%と続く結果となった。
「税理士」「司法書士」が上位となった背景には、設立後の税務や融資の申込み、登記申請といった会社設立前後の実務を相談できる点が影響していると考えられる。また、「行政書士」「社会保険労務士」「弁護士」についても、許認可の取得や労務体制の整備、契約・法務上のリスクへの対応など、事業内容や設立後の経営課題に応じて専門家を活用する動きがみられた。会社設立時から事業開始後を見据え、自社に必要な専門家を選んでいる経営者もいることがうかがえる。
■外部サポートに支払った費用の総額は「5万円未満」が4割強。無料活用も選択肢に

Q5:専門家への報酬やオンラインの会社設立支援ツールの利用料など、外部サポートに支払った費用の総額はいくらでしたか?(法定費用は除く)
・0円(無料相談・無料ツールのみ、またはすべて自分で進めた):33.0%
・1円~1万円未満:2.8%
・1万円~5万円未満:6.6%
・5万円~10万円未満:16.0%
・10万円~20万円未満:14.2%
・20万円~30万円未満:8.5%
・30万円以上:18.9%
外部サポートに支払った費用の総額については、「0円」が33.0%で最多となり、「1円~1万円未満」2.8%、「1万円~5万円未満」6.6%を合わせると、全体の4割強が「5万円未満」に収まる結果となった。一方で「30万円以上」も18.9%となり、外部サポートに支払う費用には幅があることが確認された。
「0円」を含む「5万円未満」の層が多い理由としては、自力での手続きに加え、民間の無料オンラインツールや、税理士をはじめとする専門家への無料相談が活用されていることが推察できる。一方で、「30万円以上」といったまとまった費用を支払う層が一定数見られる背景には、依頼する実務範囲の広さに加え、専門家に任せる安心感を重視する様子がうかがえる。コストを抑えるか、確実性を優先するかによって、外部サポートへの費用のかけ方に差が生じていることが示された。
■専門家選びは「対応力」や「実績・専門性」重視が4割強。迅速・正確な対応を期待

Q6:会社設立の専門家を選ぶ際(または選ぶと仮定した場合)、重視するポイントは何ですか?最も当てはまるものを1つ選んでください。
・問い合わせへの対応の速さ・丁寧さ:28.3%
・会社設立の実績・専門性:17.9%
・費用の安さ・料金体系の明確さ:15.1%
・会社設立後も含めた長期的なサポート(税務顧問など):15.1%
・複数の士業にワンストップで対応してもらえること:8.5%
・アクセスの良さ・事務所の立地:7.5%
・知人からの評判・口コミ:5.7%
・オンライン対応が可能なこと:1.9%
会社設立の専門家を選ぶ際に重視するポイントについては、「問い合わせへの対応の速さ・丁寧さ」が28.3%で最多となり、「会社設立の実績・専門性」17.9%と合わせると、全体の4割強を占める結果となった。また、「費用の安さ・料金体系の明確さ」「会社設立後も含めた長期的なサポート」が共に15.1%で並んだ。
「対応の速さ・丁寧さ」や「実績・専門性」に回答が集まった点から、会社設立で発生する書類作成や提出手続きを、迅速かつ正確に進めたい意向がうかがえる。また、「費用面」や「長期サポート」を重視する回答からは、料金体系を明確に把握し、会社設立後の税務・経理対応まで見据えて相談先を選ぶ傾向が見られた。
■会社設立で苦労した人は8割強。「必要書類作成・役所への提出」が最多

Q7:会社設立の手続きで、苦労した作業はどれですか? 最も当てはまるものを1つ選んでください。
・必要書類の作成や役所への提出:39.6%
・会社のルール(資本金額・事業目的など)の決定:13.2%
・専門家とのコミュニケーションや相性:11.3%
・会社設立直後の税務・社会保険の手続き:11.3%
・法人口座の開設:4.7%
・特に苦労したことはない:19.8%
会社設立の手続きで苦労した作業については、「特に苦労したことはない」が19.8%となった一方、8割強が何らかの作業に苦労していたことが確認された。「必要書類の作成や役所への提出」が39.6%で最多となり、「会社のルール(資本金額・事業目的など)の決定」13.2%と合わせると、全体の半数以上を占める結果となった。
「必要書類の作成や役所への提出」が最も多く選ばれた背景には、提出書類の種類が多く、準備に手間がかかることが影響していると言える。また、「会社のルールの決定」に苦労した層も一定数見られた。事業目的などは後から変更する際に手続きが発生するため、資本金額とあわせて慎重に検討されていることがうかがえる。一方で「特に苦労したことはない」という回答も見られ、無料オンラインツールや専門家の活用により、会社設立の負担が軽減されていると推察できる。
■会社設立の進め方に「後悔・反省あり」は4割強。評価が分かれる結果に

Q8:会社設立の進め方(専門家への依頼・相談、自分で進めたなど)を振り返って、後悔や反省はありますか?最も当てはまるものを1つ選んでください。
・大いにある:18.9%
・多少ある:26.4%
・どちらとも言えない:18.9%
・ほとんどない:16.0%
・まったくない:19.8%
会社設立の進め方を振り返った際の後悔や反省については、「多少ある」が26.4%で最多となり、「大いにある」の18.9%と合わせると、全体の4割強を占める結果となった。一方で、「まったくない」が19.8%、「ほとんどない」が16.0%となり、後悔や反省が少ない層も一定の割合を占めている。また、「どちらとも言えない」も18.9%となり、評価が分かれる結果となった。
後悔や反省「あり」が一定数見られる背景には、会社設立は何度も経験するものではなく、実際に経験して初めて気づく判断や手続きの難しさがあったことが影響していると考えられる。一方で後悔や反省「なし」の回答も一定の割合を占めており、専門家への依頼や事前の情報収集によって、納得感のある進め方ができた層が一定数存在することもうかがえる。
■後悔・反省は「自分で進めた」層の回答がやや目立つ傾向に。無料相談への後悔が4割弱

Q9:(「大いにある」「多少ある」と回答した方へ)会社設立の進め方に関する後悔・反省の内容に近いものを教えてください。(複数回答可)
・自分で進めた人:最初から専門家に依頼すればよかった:31.3%
・自分で進めた人:無料相談をもっと活用すればよかった:39.6%
・自分で進めた人:オンラインの会社設立支援ツールをもっと活用すればよかった:22.9%
・専門家を利用した人:複数の専門家を比較・検討すればよかった:22.9%
・専門家を利用した人:会社設立後の税務まで考えておけばよかった:20.8%
・専門家を利用した人:費用が高すぎた(自分で進めればよかった):14.6%
・すべての人:もっと早い段階で動き出せばよかった:20.8%
会社設立の進め方を振り返って、後悔や反省が「大いにある」「多少ある」と回答した人を対象に質問をしたところ、自分で進めた人のなかでは「無料相談をもっと活用すればよかった」が39.6%で最多となった。一方、専門家を利用した人のなかでは「複数の専門家を比較・検討すればよかった」が22.9%で最多となり、すべての人に共通する「もっと早い段階で動き出せばよかった」という回答も20.8%見られた。
自分で進めた人では、「専門家」や「無料相談」をもっと頼ればよかったという後悔・反省が目立ち、会社設立時における専門的なアドバイスの必要性がうかがえた。一方、専門家を利用した人では、「専門家の比較検討」や、「税務まで見据えた相談」への後悔・反省が確認できた。さらに進め方によらず「もっと早く動き出せばよかった」という回答も見られたことから、準備期間の確保が共通の課題になりやすい傾向が示された。
■会社設立経験者が今振り返って任せたい相手は「税理士」が5割弱。税務・融資までを重視

Q10:会社設立の手続きや相談は、今振り返ると誰(どこ)に任せるのがよいと思いますか?最も当てはまるものを1つ選んでください。
・税理士:会社設立後の税務・融資も見据えて:45.3%
・司法書士:登記の専門家として確実性を重視:16.0%
・行政書士:定款作成や許認可の取得を重視:7.5%
・複数の士業がそろったワンストップ型の事務所:5.7%
・商工会議所などの公的窓口:3.8%
・自分で進める、またはオンラインの会社設立支援ツールで十分:21.7%
会社設立の手続きや相談を今振り返って任せたい相手については、「税理士:会社設立後の税務・融資も見据えて」が45.3%で最多となり、半数近くを占めた。「自分で進める、またはオンラインの会社設立支援ツールで十分」が21.7%、「司法書士:登記の専門家として確実性を重視」が16.0%と続き、その他の回答は各1割未満に分散する結果となった。
「税理士」の回答が上位となった背景には、会社設立をゴールとせず、その後の税務や融資、資金繰りまで見据えて相談したい意向があると考えられる。一方で、「自分で進める、またはオンラインの会社設立支援ツールで十分」と考える層も一定数みられ、手続きの進め方や求める支援の範囲によって、相談先に対する考え方が分かれる結果となった。
■ベンチャーサポート税理士法人の概要

ベンチャーサポート税理士法人は、全国61拠点を展開する士業グループ「VSG(ベンチャーサポートグループ)」に属する、国内でもトップクラスの規模を誇る税理士法人です。会社設立・起業家支援の分野で、これまでに3万9,000社を超える支援実績を有しています。
グループには、税理士法人をはじめ、行政書士法人、司法書士法人、弁護士法人、社会保険労務士法人、土地家屋調査士法人、不動産会社、保険販売代理店、金融商品仲介業者など、多様な専門家が在籍し、幅広いニーズに対応しています。
当グループでは、『士業はサービス業である』という共通理念のもと、お客さま一人ひとりのご要望に応じて、幅広い士業サービスをワンストップで提供しています。
■ベンチャーサポートコンサルティング株式会社:https://venture-support.biz/
■ベンチャーサポート税理士法人:https://venture-support.biz/tax/
■会社設立完全ガイド:https://vs-group.jp/startup/
■グループ従業員数:1,700名
■オフィス所在地:東京(渋谷・新宿・恵比寿・池袋・日本橋・銀座・立川・町田)、横浜、大宮、千葉(船橋、柏)、名古屋、大阪(梅田・なんば)、神戸、福岡、仙台
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