新潟県教育委員会は、2027年度から2030年度までの県立高校再編整備計画を公表した。2030年度、新たに5件の県立高校の統合が行われることになる。

県立高校 30年度に“5件の統合”実施

新潟県教育委員会は、少子化が進行する中でも、県立高校の特色化を進め、生徒・保護者から選ばれる魅力ある学校づくりを推進するため、県立高校の再編整備を進めている。

総務文教委員会
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構想では、募集校数を2034年度までに21校減らし、64校とすることにしている。

これまで2027年度から2029年度の3年間で4件の高校の統合を行い、8校を4校とすることが決まっていたが、今回新たに示された計画では2030年度に5件の統合を行い、10校から5校とすることが明らかになった。

西新発田高校を『セルフデザインハイスクール』に

荒川高校は西新発田高校に統合される。

定時制課程の仕組みをベースとした『通学コース』と、通信制課程の仕組みをベースとした『オンラインコース』を設置し、生徒が自分の状況に合わせて学びの方法や場所を選べるような学習環境が整備される。

荒川高校は2030年度に募集停止となる。

小出高校に『医療福祉コース(仮称)』を設置

堀之内高校は小出高校に統合される。

小出高校に、医療・福祉・健康科学を総合的に学べる『医療福祉コース(仮称)』が設置され、将来の地域社会を支える人材を育成。

地域の専門機関等と連携した実習や体験的な活動により、現場の視点に触れながら、実社会とつながる学びに取り組むとしている。

八海高校と塩沢商工高校が統合し、統合校が『セルフデザインハイスクール』に

八海高校と塩沢商工高校が統合、統合校の校名および校舎については、地元関係者の意見も踏まえて検討される。

統合校は『セルフデザインハイスクール』となり、定時制課程の仕組みをベースとした、総合学科の『通学コース』と、通信制課程の仕組みをベースとした『オンラインコース』が設置される。

『通学コース』では、共通教科である国語、数学、外国語などの科目に加え、塩沢商工高校での学びを引き継ぎ、工業科目や商業科目も選択履修が可能に。

また、午後の過ごし方を柔軟に設計できるようにし、学校での学びに密接に関係する企業等での就労経験を単位として認定する“実務代替”も導入される。

糸魚川高校と糸魚川白嶺高校を統合、単位制による全日制普通科高校を新たに設置

糸魚川高校と糸魚川白嶺高校が統合、統合校の校名および校舎については、地元関係者の意見も踏まえて検討される。

糸魚川高校と糸魚川白嶺高校の学びを継承し、普通科でありながら工業科目や商業科目を開設。

大学進学から地元就職までそれぞれの希望に寄り添い、柔軟に選択して学べる仕組みが編成される。

佐渡高校両津キャンパスを全日制課程と通信制課程を併置した『セルフデザインハイスクール』に

佐渡高校相川分校が佐渡高校両津キャンパスに統合される。

佐渡高校両津キャンパスが、単位制による全日制課程の仕組みをベースにした『通学コース(全日制)』と、通信制課程の仕組みをベースにした『オンラインコース』による『セルフデザインハイスクール』となる。

『通学コース』の生徒が、様々な事情で毎日通学することが困難になった場合、『オンラインコース』に転籍することで、同じ学校で学び続けられるような仕組みが構築される。

県教育委員会 太田勇二 教育長
県教育委員会 太田勇二 教育長

県教育委員会の太田勇二教育長は、「地元自治体・産業界と連携を十分に図りながら、よりよい高校、選ばれる高校をつくれるよう進めていきたいと考えている」と話す。

また、2029年度に設置される『産業高校』については、県央工業高校の校舎を活用することも新たな計画で公表された。

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NST新潟総合テレビ
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